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Vinovari

Vinovari Perle Rose 2023

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ヴィノヴァリ

VINOVALIE

ガイヤック・ペルレとは、フレッシュ感のある活き活きとした味わいの南西地方の地ワインです。

微量の炭酸ガスを含み、スパークリングワインほどではありませんが微細な泡を感じるため、爽やかさ、フレッシュさが際立って感じられるのです。

ペルレは1957年に生まれました。最初は白ワインのペルレのみ造られており、ガイヤックの伝統的な細長いボトルに入れて販売されていました。

年間を通して晴天率の高い南フランス、しかも夏は日没が遅いため、夕食時も外は昼のように明るく、暑い日も多いでしょう。そんな時、人々はこのペルレでのどの渇きを癒していました。

この伝統的なペルレ、地元の人たちにとっては当たり前の身近なワインを、フランス内外の多くの人たちに楽しんでもらいたいという思いを込め、ヴィノヴァリが装い新たに生み出したのが、今回入荷したペルレです。

「ペルレとは何か?」

その再定義から出発し、洗練されたデザイン、南西以外の土地でも美味しく飲めるよう、また食事との相性も考え抜かれた作品です。 ペルレ白は、品質へのこだわりから、豊かな酸と骨格を持つ、ガイヤックで最も個性的な土着品種ロワン・ド・ルイユを100%使用しています。 また、今回新たに造られたペルレ・ロゼも同時に入荷しました。白と同様に、ガイヤックの品種にこだわり、「デュラス」という黒ブドウを主体にアロマティックでバランスの良い味わいに仕上げています。

ブドウ品種:デュラス、シラー、メルロ

収穫は夜明けから早朝にかけて行う。ブドウをすぐに圧搾し、フレッシュなモストを、温度管理機能のついたステンレスタンクで発酵させる。

テイスティングコメント

淡いピンク色。ラズベリーやスグリ、チェリーなど、小さな赤い果実を思わせるチャーミングな香りと、爽やかな柑橘を思わせる香り。口に含むと生き生きとした酸味と果実味のバランス良く、僅かなガスが心地よく口の中を刺激して、活き活きとしたフレッシュな味わいを感じさせる。

アペリティフに最適な1本。ロゼはどんな食材にも合わせられるので、例えばビュッフェのような集まりや、野菜、魚介、肉など様々な食材を集めたBBQにもぴったりの1本になります。

ガイヤック・ペルレの特徴は、フレッシュな果実味と、微弱な炭酸ガスによる爽やかさです。 ワイン造りの過程で、アルコール発酵後、ワインを落ち着かせる過程で炭酸ガスが残るように醸造家が調節しながら熟成させます。炭酸ガスをただ残すだけではなく、ペルレの場合、ワインに溶け込む炭酸ガスの量は1800~2200mg/Lに調整します。微発泡ワインとして知られる「ペティヤン」よりもさらに弱いガス含有量で、微弱発泡性ワイン、と呼ばれるタイプに分類されますが、微弱なだけに、長年作ってきた職人の知識、経験が欠かせません。

それほど強い泡を感じませんが、飲むと微弱な炭酸ガスのおかげで、爽やかさ、活き活きした味わいを感じられるのが特徴です。

ガイヤックの土着品種

デュラス

ガイヤックに伝わる古い品種で、やや早めの収穫ができるブドウです。深い色、しなやかな味わいで余韻にスパイスの風味を感じる、個性的なワインを生み出します。ロゼに使われることも多く、その場合は豊かな果実味を前面に出した、活き活きとした味わいを表現します。

土着品種とは?

古くからその土地で育てられ受け継がれてきた、その土地固有のブドウ品種のことを「土着品種」と言います。地ブドウ、地場品種、固有品種等様々な呼ばれ方をされることもあります。

一方、土着品種の反対が国際品種です。世界中のワイン産地で栽培される有名品種で、シャルドネ、ソーヴィニョンブラン、リースリング、カベルネソーヴィニョン、ピノノワール、メルローなどが挙げられます。広く認知されている品種なので、エチケットに“Chardonnay”と品種名が記載されるのが常です。特にニューワールドと呼ばれる新興産地では、ブドウ品種を基準にワインを買う人も多く、「国際品種」ということがセールスポイントの一つとなっていました。

かつては国際品種が脚光を浴びたことで、田舎では土着品種を抜き、売りやすいカベルネ・ソーヴィニョンやシャルドネを植える行為が日常茶飯事でした。行政はこれに補助金まで出していました。

カオール、フロントン、ガイヤックなど優れたワインを生み出す個性的な産地のワインが集まることで、豊かな多様性を持つ南西地方の魅力を集約、発信することができます。

南西地方は、別名Pays d'Ovalie(Ovalieは楕円の意で、ラグビーボールを指します)と呼ばれるほど、フランスの中でも特にラグビーファンが多いことで知られていますが、日々の暮らしや、仕事にもそのスピリッツが宿っており、チームプレーを何より重視します。そして、ヴィノヴァリのバックボーンにも同じ精神が存在します。

ヴィノヴァリを構成するのは、南西地方の3つの地域の栽培家たちです。

|| カオール(コート・ドルト)

古くから知られる由緒ある産地で、カオールの赤ワインは、中世の時代「黒ワイン」と呼ばれ、ヨーロッパ中で珍重されていました。1947年、この地のワインの品質を高めるために協同組合カーヴ・デ・コート・ドルトが設立されました。現在この組合がヴィノヴァリ傘下となっています。カオールは、現在世界中で栽培されるようになってきたマルベック種発祥の地としても知られています。

|| フロントン

トゥールーズとモントーバンの間に位置するフロントンは、タルン川とガロンヌ川が形作った、 「テラス」と呼ばれる段丘と珪質土壌が特徴のブドウ栽培地で、ここにおよそ120の栽培家が います。赤ワイン、ロゼワインの生産が多い産地です。この産地特有の地場品種「ネグレット」から優れたロゼワインが生まれており、フランスを代表するロゼワイン銘醸地になるものと期待が寄せられています。

|| ラバスタンとテク(ガイヤック)

トゥールーズとアルビの間にあり、ガイヤックの優れたテロワールを表現するブドウ畑と、樽熟成に適したセラーも所有します。テクは、ガイヤック地方で初めて樽熟成を取り入れた場所としても知られています。ヴィノヴァリは、この地域で造るワインを全てテクの熟成庫で寝かせています。

ワイン名(原語) ペルレ・ロゼ(PERLE ROSE)
生産者(原語) ヴィノヴァリ(VINOVALIE)
原産国・地域 フランス・南西地方
原産地呼称 AOPガイヤック・ロゼ
ヴィンテージ 2023年
ぶどう品種 デュラス、シラー、メルロ
タイプ ロゼワイン・辛口
内容量 750ml
ご注意 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。
保存方法 要冷蔵 18℃以下