サンタバーバラ - Santa Barbara

 

サンタバーバラ 風景

SOCAL=南カリフォルニアでフランスのエレガントスタイルのワイン造りができるエリア

ロサンゼルスから海岸線を2時間ほど北上すると到着するサンタバーバラは、スペインの名残を感じる赤い屋根と白壁を基調とした建物がキレイで、Pierピアと呼ばれる桟橋が有名観光スポット。

SOCAL(Southern Californiaの略でソーキャルと読む)、南カリフォルニアの中では比較的涼しい地域で夏でも最高気温は25℃程度。天気も非常に良く、他のSOCAL都市の例に漏れず年間300日以上の晴れ日を記録する最っっっ高に気持ちいいエリアです!

さてさて、そこのワインですが、その涼しい気候を生かして、フランスやドイツ等のいわゆるオールドワールドの冷涼地域に近いスタイルを踏襲したワイン造りが特徴であり、典型的なパワフルでわかりやすいカリフォルニアワインとは一線を画した地域として有名です。

でもなぜカリフォルニアの中でも南の方なのに、冷涼なのか?

その秘密はサンタバーバラ地域独特の地形。海岸線は東西に延びるカリフォルニアでは少ないエリアで、同様に谷も東西に走っています。これは南カリフォルニアどころかワシントン州に及ぶ西海岸までサンタバーバラだけにしか見られない地形です。

下の鳥観図を見ての通り、赤透明の部分が東西に延びる谷。サンタバーバラ地域のワインを語る上で欠かせない3つの谷、北からサンタマリアバレー、ロスアラモスバレー、サンタイネスバレーはどれも東西に走り、寒流であるカリフォルニア海流の風を吸い込んで都会のビルの隙間風の原理で谷中を冷やします

サンタバーバラ ワイン 谷 Santa Ynez Valley santa maria valley los alamos valley サンタイネスバレー サンタマリアバレー  ロスアラモスバレー

余談ですが、サンタバーバラを舞台とするアカデミー賞受賞したワインのコメディ映画「サイドウェイズ」(横方向の、を意味する)は、この海岸線から名付けられたとされていますが、正確には「海岸線」ではなく「谷」なのです!

1962年にサンタバーバラ最初のワイナリーとして、誕生した「サンタバーバラ・ワイナリー」の他、ピノノワールが有名なオーボンクリマ、そのオーボンクリマから分離したオーハイヴィンヤードなど様々な実力派生産者が集まり、今では275のワイナリー、7つのAVA(法律で認定されているワイン産地呼称)、70種を超えるブドウ品種を生産するSOCAL一大ワイン産地です。