ストロベリーやクランベリーのフレッシュな赤系果実に、バラの花びら、コショウの実の香りもグラスから広がります。コーラや、ブラックベリー、リコリス、そしてバニラの風味が
あり、柔らかなタンニンと綺麗な酸味、ルバーブジャムのほのかな香りがバランスよく調和されており、優雅でピュアなオレゴンピノ・ノワールを表現しています。2021年は、ブドウ栽培家ワインメーカーにとって安堵のため息と、多くの笑顔をもたらす年となりました。山火事の影響でスモークに覆われた2020年、そして2021年はヒート・ドーム現象(熱波)が起き、「次は何だ!」と思いましたが、幸いにも熱波は少しのダメージですみ、実際には、起こりえたうどん粉病の発生を防ぐことが出来ました。9月上旬の雨はブドウの樹を元気にし、9月中旬には、とても綺麗で、完熟し、風味豊かなブドウができました。2012年が思い出されるようで、夜はとても冷涼で、ワインはバランスのとれた酸、芳醇な香りを持ち合わせています。ブドウの収量は、予測していた量よりも若干少なかったですが、ワインの色調は濃く、凝縮感のあるワインが出来上がりました。このヴィンテージの利点は、人々がハッピーで収穫を迎え、再び美味しいワインを造ろうという活力がうまれた事です。これは間違いなく、ワインに味わいとして表現されています。LIVE(LowInputViticulture&Enology)認証の自社畑AuroraとAvellanaの畑、そしてサステイナブル農法で育てられたシェヘイラム・マウンテンズ、ヤムヒル・カールトン、そしてエオラ・アミティ・ヒルズAVAの畑。ブドウは全て、選果後、除梗し、発酵。長時間の低温浸漬を行うことで、ワインの色調とアロマがより抽出されます。土着酵母で発酵、発酵中の温度は、32℃近くに達します。発酵槽は1日に2回のパンチダウンを行い、優しくプレスをし、ソフトで果実味が全面に感じられるスタイルに造られます。フレンチオーク11ヶ月間熟成(20%新樽。その後、Tavola用の樽が選定され、澱引きをし、グラヴィティ・フローで瓶詰。ディックとナンシー・ポンジは、ワールドクラスのピノ・ノワールを造るという情熱を持って、1960年代後半に若い家族をウィラメット・ヴァレーに移住させました。ブルゴーニュを何度も訪れ、理想的な場所を徹底的に探した結果、彼らはオレゴン州ポートランドの南西にある小さな農場に20エーカーの土地を購入しました。当時は、誰もピノ・ノワールがよく育つ場所と考えていませんでしたが、ディックとナンシーはウィラメット・ヴァレーの北部の気候がピノ・ノワールに理想的であることに気づきました。そして、1970年にポンジー・ヴィンヤードが設立されました。ポンジー・ヴィンヤーズは、優れたワイン造りの伝統に揺るぎないこだわりを持ちながらオレゴンの葡萄栽培の品質を高めるよう、新しい改革を行い常に努力をしてきました。この哲学は、25年以上にわたり、ポンジ家の2代目が受け継ぎ、社長のアンナ・マリア・ポンジーとワインメーカーのルイザ・ポンジーが、25年以上にわたって継承してきました。畑は、シェヘイラム・マウンテンズAVA内に位置している、2020年に許可された新しいAVA、LaurelwoodDistric(ローレルウッド・ディストリクト)に拠点を拠点に置いています。130エーカーのブドウ畑はすべて、持続可能なブドウ栽培と醸造のための世界最高基準である「LIVECertifiedSustainable(ライブ・サステイナブル)」に認定されています。ポンジー・ヴィンヤーズは、「品種はテロワールと気候にマッチしなければならない」というコンセプトに基づき、オレゴン州の水準を高め続け、全米のトップワインメーカーの最前線に君臨しているのです。2021年に、シャンパーニュ・メゾンボランジェを所有するボランジェ家が買収。アンナ・マリアがセールスとマーケティングを担当し、ルイーザは今後も栽培と醸造のディレクターを務め、今後もオレゴンのパイオニアとして、高品質なピノ・ノワールとシャルドネを造り続けていきます。