シャブリ右岸の名高いキンメリジャン土壌が生む、緊張感と奥行きを備えたプルミエ・クリュ。
ドメーヌ・テストゥは、シャブリの中心地に拠点を構える家族経営の生産者。シリル・テストゥは現在のシャブリを代表する造り手のひとりとして知られ、かつてシトー派修道士が所有していた歴史ある畑を含む、計13haの自社畑を所有しています。
畑はシャブリを象徴するキンメリジャン土壌の上に広がり、精緻なミネラル感と張りのある酸を備えたシャルドネを生み出します。
このヴァイヨンは、シャブリ右岸に位置する一級畑。
南東向きのわずか0.6haの区画から造られ、樹齢約65年以上のマッサル・セレクションの古樹が、ワインに深みと複雑さを与えています。
醸造とスタイル
醸造の大部分はステンレスタンクで行い、全体の10〜15%のみを600Lのフレンチオーク樽(ドゥミ・ミュイ)で発酵・熟成。
24〜48時間の静置清澄後、18ヶ月間の熟成を経て瓶詰されます。
樽の影響は控えめで、果実の純度とテロワール由来のミネラル感を前面に押し出した、シャブリらしいスタイルです。
テイスティングノート
熟した黄色系果実と白い花のエレガントな香り。
口中では引き締まった酸と塩味を思わせるミネラルが広がり、ピュアで長い余韻へと続きます。
一級畑らしい集中感がありながら、重さを感じさせない洗練された味わいです。
品種
シャルドネ 100%
おすすめペアリング
牡蠣やホタテ、白身魚のカルパッチョなど、ミネラル感のある海の幸と好相性。
白身魚のムニエルや、レモンを効かせた魚料理など、シンプルな調理で酸を活かした一皿にもよく合います。
和食であれば、鯛の昆布締め、ヒラメの薄造り、白身魚の塩焼きなどがおすすめです。
総評
キンメリジャン土壌の個性を端正に表現した、完成度の高いシャブリ・プルミエ・クリュ。
シャブリらしい緊張感と、一級畑ならではの奥行きを同時に楽しめる一本です。