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Domaine Paran

Domaine Paran Pommard Premier Cru Les Argillieres 2017

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ドメーヌ・パラン

Domaine Parentは、17世紀の初めに設立。現在は、8代目のアンヌ・フランソワーズ・パラン(Anne-Fran?oise Parent)とカトリーヌ・パラン(Catherine Parent)の姉妹が引き継いでいます。パラン家は、フランス革命後のブルゴーニュにおいて重要な役割を果たし、ワインの輸出などで大きな成功を収めました。また、アンヌ・フランソワーズは、アンヌは「Femmes et Vins de Bourgogne」というブルゴーニュの女性生産者協会の会長も努め、ブルゴーニュにおける女性ワイン醸造家のパイオニアの一人とされています。

造るワインは伝統的なブルゴーニュスタイルで、特にピノ・ノワールの品種に注力し、繊細で複雑な香りと味わいが特徴です。醸造では、天然酵母を用いた発酵を重視しており、オーク樽での熟成も行われますが、オークの使用はワインの特徴を引き立たせるために控えめに使用。ワインは、エレガントでありながらもしっかりとした構造を持ち、長期熟成に耐えうるポテンシャルを持っています。

ドメーヌでは、ビオディナミ農法や有機農法を実践。環境に優しい持続可能なワイン造りを目指し、農薬や化学肥料の使用を極力避け、畑に自生する草や昆虫との共存を大切にしています。また、収穫はすべて手作業で行われ、選別も厳密に行われています。これにより、ブドウ本来の品質を最大限に引き出すことが可能となっています。畑は主にポマール村を中心に位置しており、他にもヴォルネイやエシェゾーなどの著名な畑も所有しています。特にポマールの一級畑(Premier Cru)は、しっかりとしたタンニンと深い味わいが特徴で、ドメーヌの象徴的なワインの一つです。彼らの畑は、粘土石灰質土壌が多く、これがピノ・ノワールの成長に非常に適しています。 また、1974年にはネゴシアンブランド「Jacques Parent (ジャック・パラン)」を設立。ドメーヌ・パランが所有していないブドウを購入しアンヌ・パランが醸造に関わっています。ドメーヌ・パランのワインに加え、ブルゴーニュの異なる地域の土壌の性質や気候条件に細心の注意を払い、テロワール(地域性)を最大限に表現するワイン造りを行っています。

■テイスティングコメント

レ・ザルジリエールは、コート・ド・ボーヌの中心部、ポマール村のやや北部に位置します。レ・ザルジリエールという名前が示すように、この畑は「粘土(argile)」が多く含まれる土壌が特徴です。粘土質の土壌は、保水性が高く、ブドウの成熟を助け、豊かな果実味と力強いタンニンを持つワインを生み出します。畑の一部には石灰質も含まれており、この混合土壌が、ワインにミネラル感とフィネスを与える役割を果たしています。石灰質の影響で、酸味がしっかりとし、長期熟成に耐えうる構造を持つワインが生まれます。

レ・ザルジリエールから生まれるワインは、ポマールの典型的なスタイルをよく表現しており、力強さとエレガンスの両方を兼ね備えています。この畑のワインは、深い色合い、豊かな果実味、しっかりとしたタンニンを特徴とし、ブラックチェリーやブラックベリーのアロマ、スパイシーなニュアンスが感じられます。 力強さとフィネスのバランスが良く、数年の熟成を経ると、しなやかさと深みが増し、ポマールの他のプルミエ・クリュと比べても際立った存在感を示します。

このワインは2017年の理想的な気候条件により、バランスの取れた非常に質の高いワインに仕上がっています。力強い果実味としなやかなタンニン、そして複雑な香りが調和しており、今からでも楽しめる一方で、数年の熟成を経ることでさらに魅力が増すことが期待されます。

ワイン名(原語) ポマール・プルミエ・クリュ・レ・ザルジリエール
(POMMARD PREMIER CRU LES ARGILLIERES)
生産者(原語) ドメーヌ・パラン
(DOMAINE PARENT)
原産国・地域 フランス・ブルゴーニュ
原産地呼称 コート・ド・ボーヌ/ポマール
ヴィンテージ 2017年
ぶどう品種(栽培比率) ピノ・ノワール100%
タイプ 赤ワイン
内容量 750ml
ご注意 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。
保存方法 要冷蔵 18℃以下