ソノマ・コーストの冷涼なテロワールを映し出す、自社畑100%のセカンドラベル・ピノ・ノワール。
CEP(セップ)は、ソノマ・コーストの中でも特に冷涼なアナポリス周辺に自社畑を構える生産者。
創設者アンディ・ペイは、ウォール街で金融アナリストとして活躍した後、ワインの世界へ転身。シュラムズバーグやラ・ホタでの経験を経て、UCデイヴィス校で醸造を学んだ兄ニックとともに、土地の個性を表現するワイン造りを志しました。
このキュヴェは、ブレンド工程でトップキュヴェに使われなかったロットを再構成して造られるセカンドラベル。
とはいえ原料はすべて自社畑産で、CEPの哲学とソノマ・コーストの個性を十分に感じられる内容です。
畑と背景
畑の周辺は、かつて海底だった地層が隆起して形成された土地で、貝など海洋生物の化石が多く見つかる独特の地質。
冷たい海風と痩せた土壌が、ピノ・ノワールに張りのある酸と透明感をもたらします。
チームには、ブルゴーニュやボルドー、ピーター・マイケルでの経験を持つヴァネッサ・ウォンが加わり、以降ワインの完成度は飛躍的に向上。
現在アンディは、新設されたWest Sonoma Coast AVAの価値を広める団体の代表も務めています。
テイスティングノート
ブラックチェリーやプラムの果実香に、ジャスミンティー、湿った土を思わせるニュアンス。
口中では果実味と酸のバランスが良く、冷涼産地らしい緊張感と奥行きのある余韻が続きます。
セカンドラベルながら、ソノマ・コーストの個性をしっかりと感じさせる仕上がりです。
品種
ピノ・ノワール 100%
総評
冷涼なソノマ・コーストの魅力を、気負わず楽しめる一本。
CEPのスタイルを知る入り口としても優秀で、食事と合わせやすいバランスの良いピノ・ノワールです。