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スーパーで買ったアボカドを育てたら2.5m越えた話 ~ChatGPTに相談して植替え、頑張れ深澤君~ Vol.4

📝 本記事は、スーパーのアボカドから始まった育成記録シリーズの続編です。
過去の記事はこちらからご覧いただけます👇

そして今回の第4話(後編)は、ChatGPTと共に挑んだ“リベンジ植替え”と、お別れした子たちの成長記を記録します。

こんにちは、SoCalization 南カリフォルニア共和国大統領のShushiです。

このアボカド育成シリーズもいよいよ第4章。今回はなんと、AIと一緒に植替えリベンジを果たした記録をお届けします。

その中で生まれた友情(?)や命名劇まで…盛りだくさんでお送りします!

名前がつくと家族になる説

まずはご報告から。
最近、結婚しまして、妻はSnow Manの大ファン

ということで、アボカドたちにも名前がつきました。

  • ラウール
    • 左側、すらっと長身
    • 2024年9月当時の写真ではまだ170cmくらい
    • アクシデントにより、2つに分かれて発芽している珍しさもあり。詳細は続編『ラウール、成長の軌跡』で書きたいと思います
  • 深澤くん
    • 右側、小柄だけど葉ぶり、しっかり、発色良好
    • 2024年9月当時の写真で120cmくらい

妻と出会う前は全く知らなかった Snow Manですが、分かりやすく身長高いのと分かりやすく小さいので、しっくりくるネーミング 笑

これまではデモゴルゴンブラザーズと呼んでいて、それぞれの個性でダブルヘッドだとか、腕ピューン君だとか、ザ・安定感君だとか、分かりやすいようで分かりにくいネーミングでしたが、改名して擬人化したネーミングなので、より愛着がわいてきます。

 

ChatGPTと挑む、運命の植替え(2025年4月下旬)

ある日、深澤くんの鉢に赤い虫がぴょこぴょこしているのを発見。
しかも鉢自体も白くて細くて不安定。

「これはマズい…でも前みたいに失敗したらどうしよう」
そんな不安を抱えたとき、ふと思いついたのが、AI(ChatGPT)に相談してみるということ。

そして、運命の植替え相談を開始したのが、2025年4月27日

上図のようにプロンプトは具体的に情報を与えるようにしています。

すると、こんな感じで回答が返ってきていました。

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【完全除去のための手順】

  1. 植え替え前に準備するもの

    • 新しい清潔な鉢(できれば陶器やプラスチック製)

    • 新しい観葉植物用の清潔な培養土(虫が湧きにくい殺菌済のもの)

    • スコップや手袋

    • シャワー(またはホース)

    • ハサミ(根っこを整理する場合)

    • 希望があれば殺虫剤(オーガニック系でもOK)

  2. アボカドを鉢から優しく抜く

    • 鉢を横にして、鉢のふちを叩きながらそっと引き抜きます。

    • 根っこをなるべく傷めないように。

  3. 根っこの土を落とす

    • 手でパラパラと土を落とし、根に残った土もシャワーで完全に洗い流します

    • オレンジ色の虫や虫の卵が根についていたら、ここでしっかり洗い流します。

  4. 根のチェック

    • 黒ずんで腐った根があれば、ハサミでカット。(ハサミは使用前にアルコールで消毒してね)

    • 健康な根は白またはクリーム色です。

  5. 新しい鉢に植える

    • 鉢底に鉢底石(あれば)を敷き、その上から新しい土を入れます。

    • アボカドを置き、さらに周りに土を加えて固定します。

    • 軽く押さえて根を安定させ、たっぷり水を与えます。

  6. 植え替え後の管理

    • 数日は半日陰で管理。(直射日光はストレス)

    • 水やりは土の表面が乾いてから。


【ポイント:虫の再発防止】

  • 土は必ず新しいものを使う。

  • 植え替え後1〜2週間は、土表面や株元を注意深く観察。

  • 虫がまだ発生するようなら、表面の土だけ入れ替える、またはオーガニック殺虫剤(例:ニームオイルスプレー)を使う

  • 特に室内なら、水やりの頻度を減らして、土を乾燥気味に管理すると虫がわきにくくなります。(虫は湿った環境が好きなので)


もし希望あれば、

  • 使うとよい土の具体的なおすすめ

  • オーガニック殺虫剤の選び方

  • 植え替え後、アボカドをさらに元気に育てるコツ
    なども合わせてアドバイスできます!

やってみようと思う作業イメージにあわせて、もう少し細かく調整したアドバイスも作れます。
やり方の希望や、今のアボカドの様子(背丈とか葉っぱの状態とか)も教えてもらえますか

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余談ですが、名前を付けたことにより、やり取りが楽しいという一面もあります笑

※Snow Manというワードは一度もプロンプトの中で出していませんが、どう見てもちゃんと分かっているChatGPTのリアクションw

 

ついに深澤君、植替え開始

健康的な根だと知って正直めちゃくちゃ安心したのを覚えているのと、腕ピューン君の時と比較して、かなり根が広く張られていると知りました。

 

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【深澤くん:根鉢ごと移してOKです!!!】


【理由】

  • 根がびっしりだけど、まだギチギチの根詰まり(サークリング)にはなってない

  • 中心部の土もしっかり残っている → 根に無理な負担がかからない

  • 全体的に根の色も健康(白〜茶色で腐敗やカビなし)

  • いま無理に根鉢を崩すと、逆にダメージリスクがある

だから、根鉢をそっとそのまま新しい鉢にセットで大正解です!


【やるときのコツ】

  1. 新しい鉢に少し新しい土を底に敷いてから根鉢を置く

  2. 根鉢の周りを新しい土でふんわり埋める

    • ギュウギュウ押し込まない!

    • やさしく土を流し込んで、隙間だけ自然に埋める感じで

  3. 最後にたっぷり水をあげて、土と根鉢をなじませる


【虫のリスクについて】

  • この状態の根鉢なら、ほぼ虫リスクもないと考えていいです!

  • もしいても、ごくわずか(ほぼ影響しないレベル)

そのうえで

  • 砂利を上に敷いて

  • ハイポネックスの虫除けアイテムを置けば

虫のリスクは事実上ゼロ運用できます。


【まとめ】

項目 内容
根鉢の状態 健康、崩さなくてOK
移植方法 根鉢そのまま優しく新しい鉢へ
虫リスク ほぼ心配なし
追加対策(任意) 表面に砂利+虫除け設置

 

めちゃくちゃ状態良いです。
このままなら、深澤くんすごく順調に夏を迎えられます!!


 

ということで、私としてはChatGPT先生のガイダンスを元に安心して植替えを進められました。

が、崩れてしまう根鉢 笑

結果オーライでより具体的な診断ができました。

人のミスを補足でわざわざフォローしてくれる優しいChatGPT素敵すぎる 笑

なお、最近よく見るカーメン君という園芸YOUTUBEチャンネルで見たのですが、根が鉢の中でぐるぐる回ってしまうルーピングとかサークリングと呼ばれる現象は、根詰まりを意味しており、生育において良くないみたいなので、成長が止まってきたと感じた場合は大きい鉢に植え替えることが必要だそうです。

※8分くらいからです

 

写真投稿しながら相談しまくる日々

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【植え替え直後のケアポイント】

1. 水やりは「たっぷり一度だけ」

  • 植え替え後すぐ、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと。

  • その後は土が乾くまで水やりを控える。(乾き気味でOK)

2. 半日陰 or 明るい室内に置く

  • 直射日光は1〜2週間避けましょう。
     → 今の置き場所(窓際だけどレース越しに明るい)が理想的です!

  • 強い光がいきなり当たると、疲れた根に負担がかかります。

3. 肥料はすぐに与えない

  • 根がまだ回復中なので、2〜3週間は肥料ゼロが安心です。

  • 元気が戻ったら、薄めた液肥を少しずつスタート。

4. 葉っぱの様子をよく見る

  • 少ししおれるのは普通です。慌てず見守ってください。

  • でも、もし完全に葉が垂れ下がる&シワシワになったら、水不足や根のダメージの可能性あり → そのときだけ追加の対応を。


【今後のイメージ】

  • 1〜2週間で新しい根が動き出す

  • 1ヶ月後には葉がピンと張り、成長再開!


今の時点で本当にベストな植え替えができていると思います。
この後「剪定して幹を太くしたい」みたいな次のステップもできますので、もし興味あれば教えてください!

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ところが、、、しょぼくれてきた深澤君

たっぷり水をあげてから乾くまで待てと言われていましたが、ゲンナリする深澤くん・・・!

水をあげるが、いまいち復調しない深澤君・・・

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【症状の確認】

  • 葉が全体的にしおれて下垂している

  • 葉先や縁が茶色く枯れたり、黒ずんでいる

  • 一部の葉に斑点状の黒ずみもあり


【考えられる原因】

結論から言うと、直射日光の再開が早すぎた可能性が高いです。

植え替え直後のアボカドは、

  • 根がまだ回復途中(吸水力が低い)

  • 直射日光に葉が耐えられない(光合成の力は戻っていない)

→ これらが重なると、「葉焼け」+「蒸散による水分不足」で葉が弱ってしまうんです。


【今すぐできる対処】

1. 半日陰に戻す(レース越しの窓際など)

  • 今はまだ直射日光NG

  • 明るさは確保しつつ、柔らかい光に切り替えましょう。

  • 特に午前中の日差しが直接入る位置は避けて!

2. 葉水(はみず)でサポート

  • 霧吹きで葉の表と裏に1日1〜2回だけ軽く葉水をあげてください。

  • ※日中の高温時間帯(11〜15時)は避ける。

3. ダメージ葉はそのままでもOK

  • 茶色くなった葉先は見た目気になるけど、今は無理に切らなくてOK

  • 少しでも光合成に貢献してもらいましょう。

4. 肥料は引き続きNG

  • 植え替え後+ダメージ中なので、今は肥料禁止期間を維持。

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ChatGPT先生に定期報告。下の葉が枯れてくる現象になってきています。

一部ハショリますが、こんな感じのやり取りを2週間くらい続けました笑

だんだんやり取りしている中で思ったのは「たっぷり」流れるくらい水やり・・・

後日、カーメン君のビデオをで学んだのは、通気性の良くない土や鉢でたっぷり水やりすると、日当たりのいい時期では鉢の中でお湯状態になってしまい根にダメージを与えてしまうこと。

一応時期もChatGPTに相談したし、日陰で置いてはいたのですが、我が家は東向きなので、朝日で湯上がってしまった可能性は、正直否めない!

水やりって難しいですね!

今後「たっぷり水やり」は、過去記事でも触れましたが本当に自信が無い限りは避けようと思いました。

土を掘るように言われたので掘ってみると確かに湿っているもよう。

 

そしてついに深澤君復活の兆し!

大きい画像だとこんな感じで、下の葉が枯れてきつつも、新しい芽がニョキッとしてきました!

植え替えしたのが4月27日で、↑が5月15日です。

↓は5月20日、茶色い葉を落としたら新芽を除いて1枚しか残らない瀬戸際でした 笑

 

完全復活の深澤君

その後写真の通り完全復活モード突入しました。

ChatGPTも間違えるというか与える情報量不足なところも結果的にあったかもしれないですが、これもまた勉強ですね。

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【水をあげすぎた後に起こりうること】

状態 詳細
根の酸欠 鉢内の通気性が一時的に悪化し、根が呼吸できず弱る。
根腐れ初期 水が乾かない状態が長引くと、細根が傷んで葉がしおれる。
生理落葉 水分と酸素のバランスを崩した根が、一部葉を落とすことで負担を減らす。

 

【植え替え後の水やりベストプラクティス】

  1. 植え替え直後は最初にたっぷり1回だけ水やり

  2. その後は「乾くまで完全放置」
     → 根が土に馴染んでいない状態では、水の吸収効率が落ちています

  3. 乾きやすい鉢(通気性が良い土・素焼きなど)なら様子を見ながら再開


✅今回の深澤くんの成功要因まとめ

  • 🌿 水控え→根が呼吸回復→新芽復活

  • 🌞 光環境を急に変えず、徐々に慣らした

  • 💨 風通しや温度管理など全体の環境が安定していた

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・・・だそうです!笑

 

現在の深澤君

一度は一枚まで葉っぱが落ちた深澤君ですが、8月3日現在の様子はこちらです!

 

補足すると、水は500mlペット半分くらいあげ続けていたのですが、なかなか新芽をその後出そうとしなかったのと、葉自体がしなったりする様子はなかったので、また葉水だけに戻しました。

そうしたところ、また新芽が上から出てきて成長の様子が再度見られました。

いやー、よかったよかった!

ChatGPTが居なかったら居なかったで途中であきらめてお別れしていた可能性があったので、深澤君をあきらめずに信じてよかったです。

 

ラウールはついに天井へ

一方、ラウールはというと、すでに天井に到達!

  • 光が届かなくなった上部ではなく、脇芽が3本ほど出現
  • さらに株元には新たな芽(2頭目)がぐんぐん育成中

ラウールは水切れするとすぐにうなだれるので、意外とかまってちゃんタイプ

現在、園芸企業に勤める友人に植替え相談中
2m超の鉢はそう簡単に動かせないけど、成長が楽しみです。

更新まで少し間があくかもしれませんが、後日詳細なラウール成長の軌跡の記事を書きたいと思いますのでお楽しみに!!!

Never stop chilling. Never stop sipping.

植物も、人も、毎日ちょっとずつ変化していて、外からは分からない戦いをしているのかもしれません。

だからこそ、そんな日は、ビール片手にのんびり眺める時間がいちばんの栄養です。

SoCalizationでは、そんな“ちるタイム”にぴったりなクラフトビールワインを揃えています。

アボカド観察のおともに、よければのぞいてみてください👇

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Never stop chilling.
Never stop growing.
そして、Never stop sipping

長々と読んでくださりありがとうございました!