「サンジュリアンの王」と呼ばれるレオヴィル・ラス・カーズが異なる区画で造る銘酒「クロ・デュ・マルキ」のセカンドワイン
ラ・プティット・マルキーズ
LA PETITE MARQUISE
▼ あのロバート・パーカー氏、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズの評価
『レオヴィル・ラス・カーズは、文句なしにサン・ジュリアンの王であり、 ボルドーでも数少ない毎年無条件で買うことのできる格付けシャトーの1つだ。
一貫して一級並みの品質となっており、1980年代1990年代の成績は注目すべきものだった。
最近ではよりエレガントなスタイルに向かうようになっているが、特徴的な豊かさ、深み、構造、完ぺきに近いつりあいを保っている。』
~ロバート・M・パーカーJr.著「ボルドーBordeaux第4版」~
他のサンジュリアンのワインより、
腰が強く濃密な長期熟成型のワイン
メドック地区格付け2級
Chateau Leoville Las Cases
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ
このシャトー・レオヴィル・ラス・カーズは、限りなく1級格付けに近い“スーパー・セカンド”として、以前から高い評価を受ける偉大なボルドーワインの一つです。
フランス革命の後、レオヴィル侯爵の所有していた1つの畑が売却や遺産相続で分断され、現在はレオヴィル・ラス・カーズ、レオヴィル・ポワフェレ、レオヴィル・バルトンと、3つのレオヴィルが存在しています。
その中で石垣に囲まれたレオヴィル・ラス・カーズの畑が最も大きく、またポイヤックの格付け1級シャトー・ラトゥールと隣接し、高台の最も砂利の層が厚い部分に位置します。
排水性のよい畑の特質を活かして、主にカベルネ・ソーヴィニョンを栽培し、平均3万ケースを生産しています。
このシャトーの現オーナーは、ボルドーでも特に品質に厳しい完璧主義者として有名であった故ミッシェル・ドゥロン氏の息子、ジャン・ユベール氏。
1980年代、1990年代に父親が高め上げた偉大なワインの品質を守り続けています。
他のサンジュリアンのワインより、腰が強く濃密な長期熟成型のワインを生み出しています。
ラ・プティット・マルキーズ | LA PETITE MARQUISE
クロ・デュ・マルキと全く同じ区画の中で、若木のブドウを使って生産されるセカンドワインが、このプティット・マルキーズです。
クロ・デュ・マルキは2006年までは、サン・ジュリアンの偉大なシャトー、レオヴィル・ラス・カーズのセカンドワインという扱いでした。名前は公爵(マルキ)が所有していた石垣に囲まれた畑(クロ)に因みます。もともとその畑はレオヴィル・ラス・カーズの畑から少し離れた位置にあり、ファーストワインとのスタイルと異なる個性があると言われ、セカンドとしては異例の高評価をされてきました。
2007年には、レオヴィル・ラス・カーズのセカンドではなく、独立したサン・ジュリアンのワインとしてリリースされるようになりました。
ワイン名 (原語) |
ラ・プティット・マルキーズ(LA PETITE MARQUISE) |
生産者 | シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ(CHATEAU LEOVILLE LAS CASES) |
原産国・地域 | フランス・ボルドー |
原産地呼称 (AOC) |
サン・ジュリアン |
ヴィンテージ | 2017年 |
ぶどう品種 (栽培面積比) |
メルロー74%、カベルネ・ソーヴィニョン26% |
タイプ | 赤ワイン |
内容量 | 750ml |
ご注意 | 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。 |
保存方法 | 要冷蔵 18℃以下 |