ブルゴーニュの名手ダヴィド・デュバンの哲学を、南仏のテロワールで表現した軽やかでエレガントなピノ・ノワール。
本キュヴェは、ブルゴーニュの著名な醸造家ダヴィド・デュバンと、1859年創業の歴史あるメゾン・ルイ・マックスによるコラボレーションから生まれたプロジェクト。
ブルゴーニュで培われたノウハウを、ラングドックの冷涼なミクロクリマに落とし込み、「飲みやすさ」と「品種の純粋さ」を追求しています。
畑はペズナ北部(オード県)に位置し、標高100〜250mの丘陵地。
北西〜北東向きの斜面と深い粘土石灰質土壌により、南仏でありながら熟度が上がりすぎない、繊細なピノ・ノワールが育ちます。
醸造とスタイル
ブドウは厳格に選果され、ステンレスタンクによる伝統的な醸造を採用。
軽やかな抽出により、果実のフレッシュさと透明感を最大限に引き出しています。
ブルゴーニュの手法を踏襲しつつ、南仏らしい明るさと親しみやすさを備えたスタイルです。
テイスティングノート
美しいルビーレッドの色調。
赤系・黒系の小粒果実、新鮮なブドウ、胡椒のニュアンス。
口当たりはしなやかで、果実味はエレガントかつフルーティー。
重さを感じさせず、心地よい余韻が穏やかに続きます。
品種
ピノ・ノワール 100%
おすすめペアリング
ローストチキンや鴨の軽いグリル、豚肉のソテーなど、素材の旨味を活かした肉料理と好相性。
きのこを使ったリゾットやパスタ、白カビ系チーズともよく合います。
和食では、焼き鳥(塩)、鴨南蛮、甘辛すぎない照り焼き系とも合わせやすい一本です。
総評
ブルゴーニュの精神を南仏で表現した、軽快で完成度の高いピノ・ノワール。
重すぎず、日常の食卓に自然に溶け込むスタイルで、「気負わずピノを楽しみたい」方におすすめできる一本です。