Chateau Peybonhomme Les Tours Chateau Peybonhomme Les Tours Half 2021 375ml

ビオ・ボルドーを語るうえで外せない、右岸の名門シャトー。

シャトー・ペイボノム・レ・トゥールは、ボルドー右岸、ブライ＝コート・ド・ボルドーに位置する歴史あるシャトー。
ボルドーにおけるビオロジックおよびビオディナミ栽培の先駆者として知られ、早くから化学肥料や除草剤に頼らないワイン造りを実践してきました。

現在は、

• ビオロジック認証

• ビオディナミ認証

の両方を取得しており、自然との共生を軸にしたワイン造りを貫いています。

この地はジロンド河口に近く、穏やかな海洋性気候の影響を受け、果実はゆっくりと成熟。
収量を意識的に抑えることで、果実の純度とまろやかな質感を兼ね備えたスタイルが生まれます。

醸造とスタイル

有機栽培されたブドウを使用し、自然なバランスを重視した醸造。
過度な抽出や樽香に頼らず、太陽をたっぷり浴びた果実味と柔らかな口当たりを前面に出したスタイルです。

ハーフボトルながらも、シャトーの哲学がしっかりと表現されており、
「今飲んで美味しい」完成度の高さが魅力です。

テイスティングノート

深みのあるルビーレッド。
熟した赤系果実やブラックチェリーの香りに、ほのかなスパイスと土のニュアンス。
口当たりはなめらかで、丸みのあるタンニンが心地よく広がります。

果実味はピュアで、重すぎず、オーガニック・ボルドーらしい素直さと温かみが印象的。
余韻には自然な旨みが穏やかに続きます。

品種構成

※比率非公開（メルロ主体の右岸ブレンド）

ペアリング

・ローストチキン、鶏の赤ワイン煮
・豚肩ロースのグリル、シャルキュトリー
・ミートソースのパスタ
・きのこ料理（ソテー、キッシュ）
・セミハードタイプのチーズ

やさしい果実味と丸みのあるタンニンが、日常的な肉料理と抜群の相性を見せます。

総評

ビオ・ボルドーの王道とも言える、誠実で安心感のある一本。
ハーフボトルのため、少量で楽しみたい日や、平日の食事のお供にも最適です。

自然な造りがもたらす、素直で滋味深い味わい。
「オーガニックでも、ちゃんと“ボルドーらしい”」ことを実感できる、信頼のシャトーです。