ブルゴーニュ精神をカリフォルニアで体現する、食卓に寄り添うエレガントなピノ・ノワール。
オー・ボン・クリマは、サンタ・バーバラ・カウンティを拠点に、長年にわたり「カリフォルニアでブルゴーニュ的なワインを造る」という信念を貫いてきた生産者。
このミッション・ラベルは、日本のインポーターである中川ワインのためにコンセプト設計された特別なキュヴェで、安定供給と食事適性を重視した定番シリーズです。
ラベルは、東京生まれでスタンフォード大学卒業の墨絵画家ドリュー・カタオカ女史によるもの。
サンタ・バーバラ郡ソルバングに実在するミッション(教会)をモチーフにした、柔らかく親しみやすいデザインが印象的です。
ブドウは名高いビエン・ナシード・ヴィンヤードを中心に使用。
太平洋からの冷涼な風と十分な日照により、熟度と酸のバランスに優れた果実が育まれます。
開放タンクで発酵し、ヴィンテージにより全房を一部使用。
パンチダウンによる穏やかな抽出を行い、フランス産樽で約18〜20ヶ月熟成(新樽比率は控えめ)。
アルコール度数は13.5%と抑えられ、透明感と落ち着きを備えたスタイルに仕上げられています。
透明感のあるルビー色。
赤いベリーやチェリーの生き生きとした果実香に、ほのかなスパイスと樽由来のニュアンス。
口当たりはなめらかで、果実味・酸・タンニンのバランスが良く、今飲んでも楽しめる親しみやすさと上品さを兼ね備えています。
余韻は穏やかで、食事と共に杯が自然と進む印象です。
ローストチキン、豚肩ロースのグリル、鴨のローストなど、シンプルな肉料理と好相性。
マッシュルームのソテーやきのこリゾット、軽めの赤身魚(マグロやカツオの軽い炙り)とも合わせやすく、和洋問わず食卓で活躍します。
華美さよりも調和を重視した、食事と共に楽しむためのカリフォルニア・ピノ・ノワール。
ブルゴーニュ的なエレガンスを好む方に、日常使いとして安心しておすすめできる一本です。