“庶民のカルトワイン”として生まれた、匿名の実力派メルロ。
Alias(エイリアス)は、いわゆるカルトワインを手がけてきた生産チームが 「本当に良いワインを、賢く、リーズナブルに楽しんでほしい」 という思想から生み出したコンセプトブランドです。
ブランド名の通り、ブドウの供給元や生産者、畑の詳細は一切非公開。 その分、マーケティングコストを抑え、価格以上のクオリティを実現しています。
テイスティングノート
アメリカンチェリーやブラックプラムといった熟した果実の香りに、 ラズベリーやスイカを思わせる明るくジューシーなニュアンス。
口当たりは柔らかく、果実味が前面に出た親しみやすいスタイル。 タンニンは穏やかで、飲み疲れしないバランスに仕上がっています。
スタイルと位置づけ
メルロというボルドー系品種を用いながらも、 味わいは新世界らしい果実主導型。 重さよりも「飲みやすさ」と「満足感」を重視した設計です。
おすすめペアリング
・ハンバーグ、ミートソースパスタ
・照り焼きチキン、ローストポーク
・ピザ、BBQ料理
・セミハードタイプのチーズ
果実味の豊かさが料理の旨味を包み込み、 日常の食卓で気軽に楽しめる万能型赤ワインです。
総評
正体不明だからこそ中身で勝負する一本。 「難しく考えずに、美味しい赤を飲みたい」 そんな日にちょうどいい、コストパフォーマンスに優れたメルロです。