ボルドーに例えるとペサック・レオニャンのグラーブ(小石のある川床)、シャトー・オー・ブリオンの薫り高さと品格
ワイン名はドイツ語で「純粋な源」という言葉に由来。ナパ・ヴァレーの中心を見下ろすセント・ヘレナの東の丘陵にあり、火山活動で発生したトゥーファと呼ばれる火山灰が固まった礫や小石が混ざる古い河床が隆起した土壌。2006年がファースト・ヴィンテージ。毎年必ず特徴的な潮風、オレンジの花、砕石のアロマが現れ、リッチながら空気感のあるワインに仕上がる。鮮やかなフランボワーズと砕石を思わせるミネラル感が旨味と共に透明感のある球体のよう。
“クェラ/ Quella”
2006年が初ヴィンテージ。
名前はドイツ語で「純粋な源」という言葉に由来。1990年代に植樹。
5つの畑の中で一番早く葡萄が熟し、その特徴は潮風、オレンジの花、砕石のアロマ、ハーブのニュアンスが表れる。
ヴィンテージ情報
特徴的な個性は、毎ヴィンテージ必ず現れてくるだけでなく、時にはそれが非常に素晴らしいものとなる。個性の違う土壌が格子状に存在するクェラの畑は、2020年の乾燥した年に、おそらくこの畑の本質をこれまでで最も表現豊かに味わいに反映されている。
テイスティング・コメント
特徴的な青い果実の香りが最初のアプローチをリードし、ライラック、野ばらなどの花の香、乾いた川の石のようなニュアンスが続く。口に含むと、この畑の内なる強さが率直に現れ、クェラの特徴そのものに浸ることができる。クェラには光と影のように二つの相反する個性が孫座する。光り輝く舞台で複雑なパ・ド・ドゥを演じるように、あらゆる方向に味わいが広がり、跳躍する。
ボルドーに例えるとペサック・レオニャンのグラーブ(小石のある川床)、Ch.オー・ブリオンの薫り高さと品格
ジェームス・サックリンのコメント
様々な香りが融合するプラム、イチゴ、ライラック、スイカ、華やかな花の香りが立ち上がる。ミディアムからフルボディ。非常に繊細なタンニン。クルミと樹皮、紅茶のニュアンスがあふれ出てくる。素晴らしいフィニッシュ。5年経つとさらに広がる。2028年からがベスト。
98P James Suckling dated March 2023 by James Suckling
畑情報
クェラの畑は3.6ヘクタール、標高132~181m、南西向き急斜面、この地域に最後にあった火山活動で発生したトゥーファと呼ばれる火山灰が固まった礫や、小石が混ざる古い河床が隆起した土壌。
ナパ・ヴァレーの中心を見下ろすセント・ヘレナの東の丘陵にある。
ヴィンテージ: 2020年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
備考: 98P James Suckling March 2023 by James Suckling
ワインメーカー: コーリー・エンプティング/ Cory Empting
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.5%
JAN: 無し