ボルドーに例えるとペサック・レオニャンのグラーブ(小石のある川床)、シャトー・オー・ブリオンの薫り高さと品格
ワイン名はドイツ語で「純粋な源」という言葉に由来。ナパ・ヴァレーの中心を見下ろすセント・ヘレナの東の丘陵にあり、火山活動で発生したトゥーファと呼ばれる火山灰が固まった礫や小石が混ざる古い河床が隆起した土壌。2006年がファースト・ヴィンテージ。毎年必ず特徴的な潮風、オレンジの花、砕石のアロマが現れ、リッチながら空気感のあるワインに仕上がる。鮮やかなフランボワーズと砕石を思わせるミネラル感が旨味と共に透明感のある球体のよう。
“クェラ/ Quella”
2006年が初ヴィンテージ。
名前はドイツ語で「純粋な源」という言葉に由来。1990年代に植樹。
5つの畑の中で一番早く葡萄が熟し、その特徴は潮風、オレンジの花、砕石のアロマ、ハーブのニュアンスが表れる。
ヴィンテージ情報
2017年のややむずかしい気候は、この畑の新しい側面を見せてくれました。
小石が混ざる古代の河底と火山灰が凝固した特徴ある土壌に育つ葡萄樹は、スパルタ教育の様に山あり谷ありだった気候にも、果敢に挑み、力強い成長を見せてくれました。
芽吹き前の雨に助けられ、乾燥した夏を乗り切り、例年よりやや早い9月5日収穫が始まり、2週間後に終了。
テイスティング・コメント
特徴である鮮やかで生き生きとした青系ベリーと石のようなミネラル感が香りたち、味わいは軽やかながら、複雑な奥行きを見せる。
しなやかな口当たりから、口中に広がる統制の取れたタンニンは、完璧に振り付けされたプロのバレリーナのようであり、決して大声では叫ばないが、しっかりと自分自身を語るのがクェラの特徴。
畑情報
クェラの畑は3.6ヘクタール、標高132~181m、南西向き急斜面、この地域に最後にあった火山活動で発生したトゥーファと呼ばれる火山灰が固まった礫や、小石が混ざる古い河床が隆起した土壌。
ナパ・ヴァレーの中心を見下ろすセント・ヘレナの東の丘陵にある。
ヴィンテージ: 2017年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
備考: 95P Wine Advocate Jan., 2021 by Lisa Perrotti-Brown
ワインメーカー: コーリー・エンプティング/ Cory Empting
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.5%
JAN: 無し