ボルドーに例えると左岸、Ch.ラトゥールの力強さと複雑さを持つ。
ラテン語で「とてもたくさん」の意味を様々な要素を持つこのワイン名とした。スプリング・マウンテンの壮大なスロープにある火山性岩盤の急斜面の畑。初ヴィンテージは2003年。高い標高と西日が当たらない北東向き斜面から山カベ特有の力強いタンニンとスパイス、土のニュアンスが現れる。黒系果実が口中を跳ね回るような活力があり、口中をコーティングする切れ目のないソフト舌ざわりから、芯に力強さを秘めた堅固なタンニン広がり長い余韻へと導いていく。
“プルリバス/ Pluribus”
名前はラテン語の「とてもたくさん」という意味からとられ、太陽、土壌、気候、ワイン作りに携わりワインを進化させるチーム・メンバーと様々な要素を持つ素晴らしいワインであることを表現する為に命名。
初ヴィンテージは2003年。
収穫時に選果選別を厳正に行うことで、この小さな畑から最高品質の葡萄が生み出される。
高い標高と北東向斜面の畑から山カベ特有の力強いタンニンと樹脂(松脂)、スパイス、土壌のニュアンスが現れる。。
ヴィンテージ情報
スプリング・マウンテンの東向き中腹斜面に位置するプルリバスの2019年は4月19日に芽吹きが始まり、ゆっくりとした開花は6月初旬とやや遅かったが素晴らしい結実となり、順調な生育期間に葡萄はゆっくりと成熟し、9月最終週の高温が最後の一押しとなった。
10月2日に収穫が始まり、17回にも分けられた細かい収穫が進み、10月12日に終了。
テイスティング・コメント
プルリバスはナパ・ヴァレーを見下ろす西側急斜面にある為(西日は当たらない)、ヴィンテージの個性を良く表す。
2019年は濃密で黒がかった色合い、森林のニュアンスが溌溂としたアロマとなって現れ、光り輝くような印象を受ける味わいには若々しいエネルギーとがっしりとしたタンニン、豊かな深みと繊細なディテールが共存する。
パーカーポイント 97P Wine Advocate April, 2023 by Joe Czerwinski
畑情報
プルリバスの畑は2.8ha、標高347-404m、針葉樹林に囲まれた北、東、北東向きの急斜面に分かれる。
火山灰堆積土壌。
ナパ・ヴァレーの北西スプリング・マウンテンの壮大なスロープに位置し、5つの畑の中で標高が一番高い為、収穫はいつもプルリバスが最後となる。
ヴィンテージ: 2019年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
備考: 97P Wine Advocate April, 2023 by Joe Czerwinski
ワインメーカー: コーリー・エンプティング/ Cory Empting
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.5%
JAN: 無し