アルザスを代表する名門が造る、果実味豊かでエレガントなピノ・ノワール。
ファミーユ・ヒューゲルは、リクヴィール村に本拠を置くアルザス屈指の老舗生産者。17世紀以来、世代を超えて家族経営を続け、アルザスのテロワールと品種の個性を忠実に表現するワイン造りで世界的な評価を確立しています。
このピノ・ノワール・クラシックは、「ブルゴーニュ品種」であるピノ・ノワールを用いながらも、冷涼なアルザスらしい明確な個性を備えた1本。ヒューゲルらしい精密さと安定感が感じられるスタイルです。
醸造とスタイル
ブドウは100%除梗し、約1週間のマセラシオンを実施。
その後マロラクティック発酵を経て、夏に瓶詰めされ、リリースまで瓶内熟成されます。
過度な樽の影響を避け、果実味と質感を前面に出した、ピュアで親しみやすい造りです。
テイスティングノート
熟したブラックチェリーやブラックベリーのアロマに、サンダルウッドやシナモンのニュアンス。
口当たりはしなやかで、豊かな果実味がタンニンを包み込み、スパイシーで黒系果実の余韻が長く続きます。アルザスらしい張りのある質感と、エレガンスを兼ね備えた味わいです。
ペアリング
シャルキュトリー、赤身肉のグリル、熟成チーズなどと好相性。
日常の食卓から幅広く楽しめる、完成度の高いピノ・ノワールです。
品種
ピノ・ノワール 100%