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Pierre Péters

Pierre Péters L'Esprit de 2018 Brut Millésime Blanc de Blancs Grand Cru 2018

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輝きがある淡い黄金色で、シャルドネに良く見られる緑がかったニュアンスが確認できます。力強く、糸を引くようなきめ細かい泡立ちです。

最初はシャイな印象ですが、空気に触れることでドライフルーツやフローラル(ライムの樹)なアロマが立ちます。柑橘やアーモンドが続き、余韻には複雑でエレガントなミネラリティがあります。

温暖で乾燥しているヴィンテージを除き、レスプリは通常、バランスが良い口当たりと、実直且つスタイリッシュでエレガントな印象を持つワインです。レモンや核果のデリケートなアロマに加え、花、みかん、トーストしたパンの香りがあります。余韻は長く、シトラスの飴、チョークのようなミネラリティ、塩味を感じます。このシャンパーニュは「力強さ」と「フィネス」の象徴です。特に選抜されたグラン・クリュ100% の優良畑(ル・メニル、アヴィーズ、クラマン、オジェ)のシャルドネのみを使用。良質なヴィンテージのみ生産されます。このドメーヌは、ガスパール・ペテルス氏が、ぶどう栽培農家の娘ドゥエ女史と結婚したことにより、1858年からぶどう栽培専業農家として始まりました。その後、息子のルイ・ジョセフ・ペテルス氏の代まで続きました。シャンパーニュの元詰め販売は、戦争から帰還したルイ・ジョセフ氏の息子カミーユ氏が、1919年、『カミーユ・ペテルス』のブランド名で、レコルタン・マニピュランとして始めました。1920~30年はシャンパーニュにとって“熱狂”の時代で、ネゴシアンが大躍進しました。カミーユ氏も増産を行い、1929年の世界恐慌時には100%元詰めとなりました。1932年、カミーユ氏の息子ピエール・ペテルス氏は、12歳の時から自社ブランドを広めるべく活動を行いました。この時代に、カミーユ氏はメニルで最も著名な畑のひとつ、レ・シェティヨンを購入しました。1946年にピエール氏は、ドメーヌ名を自身の名前『ピエール・ペテルス』に変更しました。1967年、ピエール氏は息子のフランソワ氏にドメーヌを相続し、自社畑も20haまでに拡大しました。相続で分割されていたレ・シェティヨンの畑も1.2haまで再購入しました。2007年、3代目としてロドルフ・ペテルス氏がドメーヌを引き継ぎました。1970年生まれのロドルフ氏は、著名な醸造家ジャック・ペテルス氏(ヴーヴ・クリコの元醸造長)を叔父に持ち、とても恵まれた環境で育ちました。現在では、多くのコンサルタントも手掛けるなど、メニルを代表するシャンパーニュの醸造家としての地位を確立しています。栽培は100%シャルドネ、平均樹齢は35年で、65年を超える老木もあります。10年以上リュット・レゾネを行い、4通りの栽培を行っています。

また昨今、主流となりつつあるクローン・セレクションではなく、マス・セレクション(代々引き継がれてきた自分の畑で、時間をかけて優良な株を選定。それを苗木として使用する方法。)にこだわっています。ロドルフ氏は「シャルドネはひとつではない」と語ります。代々ペテルス家が守ってきた「様々な特徴を持つシャルドネ種」を引き継ぎ、マス・セレクションにより栽培を行うことは、「シャンパーニュの歴史と誇り」「ペテルス家代々のメモリー」を守ることであり、これにより一層味わいに複雑味が加わります。<醸造>

4層構造のドメーヌで行います。収穫時に畑で厳しく果実の選別を行います。上から、ぶどう集荷&プレス場、発酵場、下2層が熟成用セラーです。ポンプを極力使用しないグラヴィティ(重力)で行われています。均一にゆっくりとプレスをし、重なったぶどうにより自然に清澄します。基本的にジュースは、キュヴェとほんの一部のタイユをブレンドし、品質の高いもののみを醸造します。(平均的ブレンド比率は、キュヴェ60~65%、タイユ5~10%、ヴァン・ド・レゼルヴ50%以上)ヴァン・ド・レゼルヴは、700hl(生産量の約半年分)で20ヴィンテージ以上をブレンドし、1988年から良年のヴィンテージのみを注ぎ足しながら、ステンレスタンク、フードル、セメントタンクで保管されています。発酵は、10~11℃という低温で、かつ長期間ステンレス・タンクでリューディーごとに行われ、スーティラージュやバトナージュはせず、シュール・リーする事により深いアロマを出しています。