世界の数多くのトップ・ワイナリーのコンサルタントをしているミッシェル ロランの醸造家・ミッシェル ロランと、ワシントン州のワイン・ヴィジョナリー(先見の明を持った作り手)アレン シュープとチームを組んでつくりだしたメルロ。
ミッシェル・ロランポムロールの醸造家であり、世界のトップワイナリーのコンサルタントでもあるミシェル・ロランが、この特別限定発売ワインのビジョンを提示しています。
いくつもの層を持つ、濃縮味のあるワイン。
タバコのニュアンスを持つダークフルーツの香りが漂います。
口当たりは豊潤で、甘美なワイルドブラックベリーと、チョコレートで覆われたブラックチェリーが、スパイシーなクローブの魅力的な香りに包まれています。
美しく複雑なフレーバーとワインの重さが相まって、リッチで満足のいくフィニッシュを残します。
これまでのヴィンテージと同様、2018年のペデスタル・メルロは主にワルーク・スロープで栽培されました。
ここはコロンビア・ヴァレーの中でも温暖な地域で、みずみずしさと、ダークフルーツ、美しいアロマの層を持つメルローを育みます。
ダイオナイサス・ヴィンヤードのメルロを少量使用することで、さらにレイヤーと複雑性を構築しています。
レッド・マウンテンのタプテル・ヴィンヤードのカベルネ・ソーヴィニヨンは骨格となり、ソネット・ヴィンヤードのマルベックは、凝縮感とスミレのような美しい香りをもたらしています。
春の始まりが遅かったため、2018年の栽培シーズンは一気に暖かくなりました。
夏の間は気温はかなり高い状態が続きましたが、9月初旬に天候が大幅に和らぎ、ハングタイムが長くなりました。
収穫条件は理想的で、コロンビア・ヴァレーは日中は暖かく、夜は涼しいというパターンに落ち着き、酸味を失うことなくブドウが十分に成熟するまで待つことが出来ました。
その結果、魅力的な質感と豊かさを備えバランスのよい、凝縮感のあるワインとなっています。
手摘みで収穫されたブドウは、発酵前に二度にわたって選別され、強いタンニンを与える可能性のある茎を取り除きました。
その後、ほとんどのロットを低温浸漬し、豊かさと風味を造り上げてから、1,500ガロンの直立フレンチウッドタンクで全房発酵を行いました。
発酵中は優しくポンプオーバーを行い、色合いを良くし、味わいに豊かさを加えています。
そして完成したワインは、ミッシェル・ローランの故郷であるサンテミリオンの隣にある2つの最高品質のクーパー、シルヴァンとミレーのフレンチオーク樽(新樽比率85%)で22ヶ月間熟成しています。
ロング シャドウズは2002年にワシントンワインのヴィジョナリー(先見の明を持った)アレン シュープによって設立されました。
シュープは1984年から2000年までの間シャトー サン ミッシェルの社長兼CEOを務め、世界的に高名なイタリアのピエロ アンティノリ (コル ソラーレ)とドイツのドクター ローゼン (エロイカ リースリング)との国際的なワインづくりのパートナーシップを築きました。
ロング シャドウズはこの成功を礎に世界の主要なワイン産地の偉大なワインメーカーのエリート集団をワシントン州に招き、ワシントン州のコロンビア ヴァレーの葡萄栽培地の素晴らしさを明示するワールドクラスのワインをつくる為に設立されました。
それぞれのワインメーカーはシュープとワイナリー在住のワインメーカージル ニコールと個別にパートナーを組み、個々の典型的で最高品質のワインを各々の醸造法でつくり、独自のボトルに詰められています。