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Freeman Vineyard & Winery

Freeman Akiko's Cuvée Pinot Noir Sonoma Coast 2018

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毎年ブラインドで行われるスタッフ試飲でアキコさんのブレンドが毎回1位になることが由来。

透明感と明るさのある紫色をしている2018 年のアキコズ・キュヴェには、このワインの典型であるセイボリーな香りが際立っています。

通常このワインは香りが開くのに時間を要するのですが、このヴィンテージはグラスに注ぐとすぐに濡れた土、タイムなどのハーブ、フレンチ・オーク樽の香りが美しく広がります。

ピノ・ノワールらしいスパイス、果実、オーク、柔らかいタンニンの継ぎ目を感じさせない味わいに加え、はっきりとした酸もあります。

2020 年から2030 年ごろまでが最高の飲み頃です。

アキコズ・キュヴェはフリーマンのファーストヴィンテージである2002年から毎年リリースされている特別なワインです。

このワインはワインメーカーのアキコ・フリーマンとコンサルタントのエド・カーツマンがそれぞれ熟成中の樽を試飲をし、良いと思うブレンドを作り上げ、その後、他のスタッフを交えてブラインドテイスティングをし評価されます。

そして毎年のようにアキコが作るブレンドがスタッフの好みであることから、このワインの名前が定着しました。

そして、2015 年にもアキコのブレンドが選ばれた他、この年にリリースされてワイン全てが、アキコが提案したブレンドが採用されました。

このヴィンテージのアキコズ・キュヴェの大部分には、ユーキとグロリアの2 つのフリーマンの自社畑で収穫されたブドウが使われています。

2018年は、双方の畑で素晴らしいブドウが収穫されました。

またおよそ1/4 は、長年フリーマンが携わってきているKR ランチ(2004 年から)とプラット(2005 年から)のブドウを使っています。

醸造家にとってもブドウ栽培農家にとっても、2018 年はまるで夢のような年でした。

収量も多くバランスの良いブドウにとっては完ぺきな天候が続き、2012 年以降ではじめて晩夏の熱波に襲われない年でもありました。

つまり、天候に左右されずに自分たちで収穫のタイミングを決められる年だったのです。

完熟しただけでなく、17 ヴィンテージ目で一番クリーンな状態の果実を収穫することができました。

フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーはケン・フリーマンと六本木出身で奥様のアキコによって2001年に設立されました。

その15年前、まだ二人が出会って間もない頃、共にエレガントで洗練されたシャルドネとピノ・ノワール好きとして意気投合し、いつかはカリフォルニアでブルゴーニュのような複雑味と、飲み手を惹き込む力を持ったワインを自分達の手で造ることを夢見ていました。

世界に匹敵するワイナリー設立を実現するために、冷涼でなだらかな斜面に植えられているブドウ畑を中心に、300を超える畑や栽培農家の視察を始めます。

その結果、選んだのは霧に覆われ海岸から内陸に吹き込む冷たい海風に影響されるソノマ・ヴァレーの生産地でした。

そこで育つブドウはゆっくりと成熟し、フレッシュな酸が保たれ、とてもピュアでフレーヴァー豊かに育ちます。

フリーマンが設立された2000年代は、カリフォルニアでは果実味たっぷりのワインが生産され消費されていたブームの真っ只中ですが、彼らはそんなトレンドに影響されることなく、有機農業を基本としながら、バランスが取れた上品なワインを醸造するという自分達の信念を貫いています。

結果、フリーマンのワイン・スタイルはカリフォルニアはもとより、世界からも注目を浴びるようになり、各国の著名なレストランのワインリストに採用されて、小さいながらも著名なブランドに成長しました。

2015年4月、安倍晋三首相を招いて行われたバラク・オバマ元大統領のホワイトハウス公式晩餐会に、2013年ヴィンテージの涼風シャルドネが供され、一躍脚光を浴びました。

2019年現在、アキコさんはカリフォルニアでワイナリーと畑を所有する唯一の日本人オーナー女性醸造家として、つつましく切れ味のある高品質ワインを造り続けています。