色調は淡いレモンイエロー、レモン、グレープフルーツの皮、 白い花のフレーバーに 、 塩味のある貝殻や鉱物系のミネラルと溌溂とした酸が特徴的で 、味わいに複雑性と骨格をもたらします。
2019,2020,2021と3年連続で凝縮感のある力強いワインが生産できました。
遅霜や開花期の天候不順、旱魃などの理由で収量は産地平均で25%減と、大きな減産となったが、品質は非常に高いヴィンテージとなりました。
Southern Valleyの標高63 m 、なだらかな北向きの畑。
河川由来の小石や砂礫を多く含む、排水性の良い土壌、粘土質と砂礫や小石を含む河川土壌が幾重にも重なり合った堆積土。
フォリウム・ヴィンヤードは2010年6月、ニュージーランド南島の北東部、マールボロ地方のブランコット・ヴァレーで創業しました。
フォリウム・ヴィンヤードではソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールを手塩にかけて生育し、最高品質のワインを生産することを目標としています。
畑の土壌は氷河期に氷河の移動によってもたらされた粘土質と、ワイラウ川の氾濫によって運ばれた砂礫が幾重にも重なった土壌です。
粘土質を多く含むので乾燥した夏期にもぶどうの生育に必要な水分を保つことができます。
マールボロ地方の他の畑に比べ高い植樹率にする事で、より凝縮した力強い果実を生産することができます。
ニュージーランドのクリーンな環境を維持する為、有機農業認定機関「Biogro(2014 年に認定取得)」の規定に則った農法を行っています。
「高品質なワインを造る一番の近道は高品質なぶどうを育てることです」と栽培・醸造家の岡田氏は語ります。
畑での徹底した収量制限、除葉を始めとするキャノピーマネージメントを行い、秋には完熟した果実を全て手摘みで収穫します。
収穫したぶどうの個性を最大限に生かす為、醸造での人的関与を必要最小限に留め、フォリウム・ヴィンヤードのテロワールを反映させたワインを生産しています。