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Emilio Bulfon

Emilio Bulfon Sciaglin 2022

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生産者名:EMILIO BULFON (エミリオ・ブルフォン)

原産地呼称:I.G.T. VENEZIA GIULIA

品種:シャリン100%

醸造:ステンレスタンクにて醗酵後、ステンレスタンク4ヶ月熟成

JANコード:4582565773224

艶っぽい穏やかな黄金色の外観。優しく柔らかなフルーツの香り。黄色い大きい果実の香りの奥にほのかにミモザのような香りも感じる事が出来ます。親しみやすい果実味と厳しさを感じさせない柔らかな酸味に柑橘系果実の果皮のような苦味を伴う余韻が心地よく感じられます。

忘れ去られ、絶滅に瀕していたフリウリの土着品種を発見し、近年見事に復興させ素晴らしいワインを産み出すエミリオ・ブルフォン。それぞれに個性の違うユニークな葡萄たちを理解し、それを豊かに育て伸びやかなワインに仕上げる事で、近年イタリア・ワイン通の間では高い注目を集める生産者です。オーナーのエミリオ・ブルフォンはフリウリのポッツオーロの農業学校を卒業し、何件かのフリウリの生産者の元で修行をした後、1964年に現ワイナリーをヴァレリアーノに起こします。1970年代、ワイナリーの位置するピンザーノ・アル・タリアメント市とカステルノーヴォデル・フリウリ市周辺の丘陵地帯で、古い土着品種が絶滅に瀕していることを知り、その品種の研究と復興活動に尽くしました。1600年の終わり頃800種もあったフリウリの土着品種は現在では約200種と、4分の1にまで減少してしまっていたと言います。

今でこそ土着品種の個性が再認識されましたが、この時代はワインが国際化へ向けてフランス品種などを取り入れ近代的なワイン造りへと向かい始めた時期だった事もあり、ワイナリーは苦労の連続でした。しかし愚直なまでに土着品種にこだわり続けた努力が結実し、今ではその活動が認められ、イタリア最大のワイン見本市ヴィニタリーの2010年度開催の会場内で「イタリアの葡萄栽培界に大きな貢献をした」として「カングランデ・デッラ・スカーラ」という偉大な賞を獲得しております。

忘れられた土着品種を復活させたエミリオ・ブルフォンの畑

標高180mの南及び南西向きの日当たりのよい畑。土壌は石灰質で、仕立てはギュヨー。密植率は4,000/1ha。収穫は全て手摘みで行い、農薬は銅や硫黄など自然なものを必要最低限だけ使用。畑は、森の中心という位置にあり湿度は高いですが、乾いた風が常に吹いているので、病害に悩まされることもなく、清潔に保たれており、自然な環境でのびのびと育った各葡萄品種は各々の個性を最大限に発揮しそれぞれ特徴的なワインとなります。収穫した葡萄は冷却し圧搾。これにより品種ごとの繊細なアロマが際立ちます。赤ワインはガニメデ社製のステンレスタンクで発酵を行います。

※ガニメデ社製ステンレスタンクとは

エミリオ・ブルフォンではガニメデ社のステンレスタンクを採用しております。これは、果汁が発酵する際の炭酸ガスを循環させて、上部の果房を壊し、密閉した容器の中でピジャージュと同じ効果を得られる、画期的なステンレスタンクです。メリットとして、「密閉した空間ですぺてのプロセスが行われるので、従来のタンクよりも衛生的に優れ、醸造中のSO2の使用を最小限に抑えられる」「通常のピジャージュよりも均等に撹拌が行われるため、抽出の効率が通常よりも30%アップする」「自然発生した炭酸ガスのみを使用するので、電気等を使用せず生産コストを削減できる」「シンプルな構造なので一人で何基も管理でき、人件費も削減出来る」などがあります。

シカゴの有名イタリアンでもオンリスト

シカゴにある高級イタリアン「スピアッジャ」でもエミリオ・ブルフォンのワインがオンリストされております。このレストランはオバマ大統領もお気に入りのレストランで、2008年の大統領選後、初めてミシェル夫人と食事したのもこのレストランです。

2012年度版ガンベロ・ロッソに初掲載

ガンベロ・ロッソ2012に掲載されました。また、2011年版ではフォルジャリンはハイコストパフォーマンスを表すアスタリスクマーク付きで2ビッキエーリを獲得いたしました!

掲載文章抜粋

エミリオブルフォンでは30年前に、絶滅に瀕していた土着品種を復活させる試みを始めました。ポルデノーネにてこの土着品種を9ha植え、シンプルで素直、そして好奇心をそそるような珍しいワインを造り続けています。

2011年版エスプレッソ誌にも掲載

掲載文章抜粋

絶滅に瀕していたフリウリの土着品種を復活させ、タリアメントの醸造所でユニークなワインを造っている。エミリオ・ブルフォンでしか造られていないフォルジャリン、シャリンなどはそれぞれの特徴を活かしつつ造られていて、本当に希少である。

ラベルのデザインについて

ラベルは彼らの醸造所があるヴァレリアーノの1300年代の古い教会“サンタ・マリア・デイ・バットゥーティ”に現存するフレスコ画「最後の晩餐」をモチーフにしています。オーナーのエミリオ氏が、ワインの描かれているこの絵を大変気に入っていた事と、彼らのワインが生まれる土地の象徴的な絵であり教会であったため、この絵をラベルに使用することにしたといいます。現在手掛けている土着品種が発見された近くにある教会にあった事から、『この品種たちが絶滅せずにいれたのは、この教会に守られていた』という思いで敬意を表しラベルのモチーフにしました。