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Cantina Castelnuovo Del Garda

Cantina Castelnuovo Del Garda Lugana Ca’Vegar 2022

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生産者:CANTINA CASTELNUOVO DEL GARDA (カンティーナ・カステルヌォーヴォ・デル・ガルダ)

原産地呼称:D.O.C. LUGANA

品種:トゥルビアーナ(トレッビアーノ・ディ・ルガーナ、ヴェルディッキオ)100%

醸造:ステンレスタンク発酵、熟成。

JANコード:4582565773170

DOCルガーナはロンバルディア州ブレシアからヴェネト州ヴェローナにまたがるDOC。ガルダ湖の南に広がる粘土質土壌から造られ、しっかりとした酸と豊富なミネラルを持つ白ワインになります。近年世界各国で人気が急上昇しており、ここ10年で生産量が倍増、その70%が輸出されております。

ワイン王国107号の記事でも、宮嶋功氏から

「イタリア国内とヨーロッパで圧倒的人気を誇る白ワインがルガーナだ。」

「派手なところはないが、非常に心地よい味わいでいくら飲んでも飽きない魅力を持つ。まさに食卓で真価を発揮するワインだろう。」

「さまざまな料理に柔軟にマッチするルガーナは日本の食卓にも必ずや魅力的な彩りを与えてくれることだろう。北イタリアの隠れた宝物のような白ワイン、ルガーナに注目していただきたい。」

と評されております。

淡いペールイエロー。フレッシュな柑橘系果実に、青林檎、アプリコットなどの果実香。ハーブや白い花などの香りも。口中ではふくよかな柑橘系の果実味とともに綺麗な酸味と優しいミネラル感がバランスよく広がります。カンティーナ・カステルヌォーヴォ・デル・ガルダはヴェネト州ヴェローナ県のコミューン、カステルヌォーヴォ・デル・ガルダに位置する協同組合です。カステルヌォーヴォ・デル・ガルダはヴェローナ近くの歴史ある村です。1154年にドイツの赤ひげ王・フェデリコ・バルバロッサによってこの地を破壊された後、新しい城を建て直したこの村の名前を「Castelnuovo=新しい城」と呼ぶようになりました。1959年に11人の組合員によって創立されました。カステルヌォーヴォは葡萄の栽培に適しておりロンディネッラ、モリナーラ、ガルガネガ、コルテーゼ等の伝統的な品種に加え、国際品種であるメルローやシャルドネ等多種多様な葡萄品種が栽培されております。現在は清潔感のある近代的な醸造技術が導入され、組合員は260人になり畑の面積は12,000haにまで広がりました。カンティーナ・カステルヌォーヴォ・デル・ガルダの中でも弊社が輸入しているラインナップには、厳しい基準で選別された葡萄が使われております。ワイナリーの入り口にあるラボラトリーで、収穫され集まってきた葡萄の成分をチェック。完熟度などで葡萄のランクを3つに分けます。この段階で一番良いとされるランクに入った葡萄が現在日本に輸入されているラインナップに使われております。ランク分けされた葡萄はそれぞれ除梗・破砕され、地下の醸造所で更に未熟果を取り除く作業が行われた後に醗酵が行われます。葡萄が運び込まれてから地下のステンレスタンクに入るまでの一連の作業が、効率的かつ迅速に行われる為、葡萄の鮮度がよく保たれこの価格としては驚くほどにアロマティックなワインに仕上がります。

 

このような徹底した品質管理についてセールスマネージャーのアンドリューさんはこう語ります。

『我々のワインは、他の協同組合と比べ若干高い値段になってしまうのには理由があります。他の組合はたくさんの生産本数を確保できるよう、なるべく安い値段で多くの葡萄を買うことに重点を置いています。それに対し我々は消費者の皆様に常に安定したクオリティのワインを供給できるよう、葡萄の品質相応の値段で買い取るようにしているからです。そうすることで常に消費者の皆様には安心してワインを楽しん頂けると同時に、いい葡萄を作ろうという生産者のモチベーションも保つことができる良い循環が生まれます。ちなみにここ3年で需要に追いつくため、生産量が400万本から600万本超と1.5倍以上に増えましたが、一切クオリティを落として生産することは考えていません。顧客の信頼を損なってしまっては意味が無いですからね』

ちなみにワイナリーには直売所も併設されており、地元の人やガルダ湖へバカンスへ向かう人達で常に賑わっており、年間の売上は約100万ユーロ(約1億3千万円)こういった事からも、いかにこのワイナリーが人々から信頼されてるかがお分かりになると思います。

イタリア人気ワイン雑誌ILMIOVINOに掲載

イタリアの人気ワイン誌ILMIUOVINO(イル・ミオ・ヴィーノ)のヴェネト特集でカステルヌォーヴォ・デル・ガルダが紹介されました。

[掲載文章抜粋]

CANTINADICASTELNUOVODELGARDA

イタリアは終戦後、1950年代の後半より復興を遂げ始めましたが農業だけは遅れをとっていました。農家の多くは家族経営の為、復興には大変な苦労がかかりました。そしてその問題を解決する為には皆が力を合わせるのが最善の策として様々な協同組合が創立されました。カステルヌォーヴォ・デル・ガルダもそのうちの一つで今年で設立51周年となります。現会長ジョルジョ・トマージは『設立された1959年当時は、私の父を含め11人の組合でした。スタート当初から健康的で美味しく品質の安定したワイン造りを目標に掲げ皆で相談をしながら徐々に成長してきました』と語ります。現在組合員は260人計12000haの畑から葡萄が収穫されています。今後更にクォリティーを上げる為に、パドヴァ大学の協力を得て完熟した果実の選別の精度をより一層高める為のシステム導入を検討しています。現在様々な種類のワインが造られていますが大切なのはテロワールへの理解、それに合った生産方法、そして組合員達のモチベーションです。会長のトマージ氏は現場での経験もあり理解があります。トマージ氏は語ります。『今後は更に世界各国で愛されるワインになる為にクォリティを上げていきたいと思います』