ブルゴーニュ自然派ワインで名声を築いたパスカル・マルシャン!
Pascal Marchand
パスカル・マルシャン
SAVIGNY LES BEAUNE
1ER CRU
サヴィニ・レ・ボーヌ・プルミエ・クリュ
コート・ド・ボーヌ随一
「繊細と端正」を兼備する
美しいワイン
コード・ド・ボーヌ地区の北部に位置し、グラン・クリュ(特級畑)はありませんが、全体的にポテンシャルが高く洗練されたワインを産出する村です。
生産量の90%が赤ワインで、ミネラル感が豊富で艶やかさのある果実味が魅力です。
白ワインは10%のみ生産されており、印象に残るほどの美しい酸味と柔らかい果実味がある非常に評価が高いものとなっています。
その「繊細と端正」のテロワールを最大限表現するため、この村で造るワインはビオディナミ栽培を実施した自然派生産者が多く存在しています。
2017
2017年はピュアで親しみやすい
ブルゴーニュ
2017年は、春の霜害を乗り越えた後、全体的に安定した気候に恵まれたヴィンテージ。
夏は極端な暑さや乾燥に見舞われず、果実は健全に熟し、明るく伸びやかな果実味が印象的です。
収穫期も穏やかな天候が続いたため、理想的なタイミングで収穫が行えた生産者が多く、バランスの取れた味わいが実現しました。
酸も穏やかで、タンニンは滑らか。
早くから楽しめるワインが多く、親しみやすくもブルゴーニュらしい品格を備えたスタイルが特徴です。
オーナー、パスカル・マルシャン自身が栽培から手掛ける自社畑の葡萄から造るワインが「ドメーヌ・トーズ」。
マルシャン氏の経験と技術を集約し、最良のブドウを育て、その土地の魅力を余すことなくワインに表現しています。
ネゴシアンブランドとは違い、マルシャン自身が最善の注意を払いを管理しているため、毎年非常に高品質なワインが造られますが、生産量が少ない希少品となります。
パスカル・マルシャンが信頼する、ビオディナミ栽培農家の畑から購入したブドウで造るネゴシアンブランド。
年ごとにブドウの品質をチェックしているため、品質が基準に達していない(マルシャンが納得出来ない)場合、その年のワインは造りません。
『その年に作られたブドウを、天候、栽培方法、土壌を熟知した上で厳選し、その土地のテロワールを最大限表現して造られる』作品です。
パスカル・マルシャン
ワイン産地一覧
マルシャンの魅力の一つでもあり、素晴らしい作り手という証明でもあるのが、 『ブルゴーニュ全土でワインを造ることが出来る生産者である』という事。
ブルゴーニュでワインを造るということは容易ではなく、まず自社畑を所有するには、代々受け継がれている畑を家族が継承し続けていくか、または畑を所有する人から驚くような巨額で買い取るかです。
ネゴシアンとして買いブドウでワインを造ることもできますが、ブルゴーニュは他のワイン産地と違って特殊で、閉鎖的な場所でもあり、地元のブドウ農家は信頼関係のない新しい生産者にはすぐにはブドウを売ってはくれません。
しかし、マルシャンはカナダ人という他国民ですが異例的なほどブドウ農家と親密な関係を築いています。それは、マルシャンが今まで働きかけてきたブルゴーニュワインへの貢献や情熱が地元民に広く知れ渡っており、ブルゴーニュの地元のブドウ農家達から、まるで「家族の一員」のように親しまれ信頼されているからです。そんなマルシャンだからこそ、ブルゴーニュ全土で高品質なブドウが手に入り、多様な作品を生み出すことを可能としています。
パスカル・マルシャンの経歴
1983年
カナダからブルゴーニュへ。ブルゴーニュでぶどうの収穫に参加。
1984年
ボーヌのワイン醸造学校で学びつつ、自然派名門ドメーヌ・ブルーノ・クレールで働く。
1985年
当時あまり有名でなかったコント・アルマンへ参加、栽培・醸造を担当し、クロ・デ・ゼプノの成功で、コント・アルマンの評価を国際的に高めた。
1999年~2005年
ボワセグループのもと、ドメーヌ・ド・ラ・ヴジュレを管理。完全にビオディナミに切り替え、品質上昇に貢献、世界的な名声を博した。
2006年
独立して活動。コンサルタントとして世界中へ赴き、ピノノワールとシャルドネの栽培・醸造について自身の技術を継承していく。
2010年
ワイナリーカナダ人のモレ・トーズとネゴシアンブランド「Pascal Marchand」を設立。後に「Marchand Tawse」となる。トーズ氏はカナダ銀行の副頭取。彼の資金援助のおかげで、ネゴシアンブランドとして始まり、徐々にブルゴーニュの畑を取得していく。
マルシャンが築いた
2大自然派ドメーヌ
今やポマールを代表するドメーヌ、コント・アルマンと 「ボワセ社」が立ち上げた、ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレで 指揮をとり、高い評価を作り上げてきたパスカル・マルシャン。
|| コント・アルマン
ブルゴーニュ最大の生産者として君臨する「ボワセ社」が、経験と持ちうるすべての技術を注いだ高品質ワインの生産の為に立ち上げたドメーヌ。設立時から醸造責任者として抜擢され、その基盤を築いたのがマルシャンです。2016年のベタンヌ・エ・ドゥソーヴ(フランスで著名な評価紙)ではブルゴーニュで15生産者しか選ばれていない5つ星に指定されています。
|| ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレ
1985年よりマルシャンが参加し、今やポマールを代表するドメーヌへと成長。200年に渡り代々単独所有している『クロ・デ・ゼプノ』の1996年ヴィンテージはマルシャンが醸造。ワインスペクテイター誌の、世界のワインTOP100の一つに選ばれ(100銘柄に入ったブルゴーニュワインの中では最上位)、さらにLa Revue du vin de Franceやクラスマンといった、フランスのワイン専門誌の評論家として有名なMichel Bettane氏は、このワインを「世界が求めるピノ・ノワールの基準となるべきワイン」として絶賛。
限られたレストランのみに卸している希少なワイン。
生産量もそれほど多くないため、数量限定でお取扱いいただいております。
|| お取扱いのあるレストラン
鮨よしたけ(銀座/寿司屋)
2010年に銀座に出店し、ミシュランの三ツ星を獲得している気鋭の名店です。
幸村(麻布十番/和食)
伝統的な京料理を基盤に、旬な極上食材を用いた西季折々の名物料理が楽しめる名店です。
|| ブルグハウンド高評価。
ブルグハウンド(バーグハウンド)とは、ロバート・パーカー氏とならび ワイン評論家として現在影響力のある 人物の一人アラン・メドウズが出版する 評価本でブルゴ ーニュを中心にピノの評価としての権威とされています。
ワイン名(原語) | サヴィニ・レ・ボーヌ・プルミエ・クリュ レ・ヴェルジュレス (SAVIGNY LES BEAUNE 1ER CRU LES VERGELESSES) |
生産者名(原語) | ドメーヌ・トーズ(DOMAINE TAWSE) |
原産国・地域 | フランス・ブルゴーニュ |
原産地呼称(AOC) | サヴィニ・レ・ボーヌ・プルミエ・クリュ (SAVIGNY LES BEAUNE 1ER CRU) |
ヴィンテージ | 2017年 |
ぶどう品種(栽培比率) | シャルドネ100% |
タイプ | 白ワイン |
内容量 | 750ml |
ご注意 | 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。 |
保存方法 | 要冷蔵 18℃以下 |
畑の特徴 特級「コルトン」や、ペルナン・ヴェルジュレス村に近く、 サヴィニ・レ・ボーヌ村の東、ロワン川という小さな川が流れる谷の北側に位置する区画です。 南東向きの緩やかな斜面に広がる畑は、日照といい、水はけといい、完璧という他ない、素晴らしい条件を備えています。 大きな石が混じる、砂利質土壌が表土にあり、その下には粘土石灰質土壌が広がります。 醸造方法 除梗せず、ブドウは房ごと軽く破砕し、そのまま樽でアルコール発酵とマロラクティック発酵を行います。澱とともに熟成させる「シュール・リー」の状態をキープし、バトナージュ(攪拌)は行いません。 熟成は16ヶ月行います。 新樽比率は25%です。澱引きはボトリング前に一度だけ行います。 清澄は1回だけ、軽くフィルターを通す程度です。 全ての過程は、ビオディナミで用いる月齢カレンダーに基づいて行います。 |