ボルドーに例えるとペサック・レオニャンのグラーブ(小石のある川床)、シャトー・オー・ブリオンの薫り高さと品格
ワイン名はドイツ語で「純粋な源」という言葉に由来。ナパ・ヴァレーの中心を見下ろすセント・ヘレナの東の丘陵にあり、火山活動で発生したトゥーファと呼ばれる火山灰が固まった礫や小石が混ざる古い河床が隆起した土壌。2006年がファースト・ヴィンテージ。毎年必ず特徴的な潮風、オレンジの花、砕石のアロマが現れ、リッチながら空気感のあるワインに仕上がる。鮮やかなフランボワーズと砕石を思わせるミネラル感が旨味と共に透明感のある球体のよう。
“クェラ/ Quella”
2006年が初ヴィンテージ。
名前はドイツ語で「純粋な源」という言葉に由来。1990年代に植樹。
5つの畑の中で一番早く葡萄が熟し、その特徴は潮風、オレンジの花、砕石のアロマ、ハーブのニュアンスが表れる。
ヴィンテージ情報
2018年は4月の初めに芽吹きがあり、開花・受粉は順調で豊作の予感をさせた。初夏の色づきに至るまで厳しい適葉、適房を行い果実にエネルギーが行き届き、凝縮した果実になるよう十分な栽培管理を行った。小石が混ざる古代の河底と火山灰が凝固した特徴ある土壌に育つ葡萄は、非常に良好な状態に生育し9月後半に収穫が始まった。
テイスティング・コメント
特徴である鮮やかで生き生きとした青系ベリーと石のようなミネラル感が香りたち、味わいは軽やかながら、複雑な奥行きを見せる。2018年は例年になく果実はしっかりと凝縮し口中に広がる統制の取れたタンニンは、デリケートながら大きくジャンプするかのように広く拡散していく。余韻には継ぎ目がなく調和のとれた振動が長く続いていく。
ボルドーに例えるとペサック・レオニャンのグラーブ(小石のある川床)、Ch.オー・ブリオンの薫り高さと品格
パーカーポイント 95-97 Wine Advocate Jan, 2021 by Lisa Perrotti-Brown
畑情報
クェラの畑は3.6ヘクタール、標高132~181m、南西向き急斜面、この地域に最後にあった火山活動で発生したトゥーファと呼ばれる火山灰が固まった礫や、小石が混ざる古い河床が隆起した土壌。
ナパ・ヴァレーの中心を見下ろすセント・ヘレナの東の丘陵にある。
ヴィンテージ: 2018年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
備考: 95-97 Wine Advocate Jan, 2021 by Lisa Perrotti-Brown
ワインメーカー: コーリー・エンプティング/ Cory Empting
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.5%
JAN: 無し