Viticoltori Ponte Campe Dhei Bianco Extra Dry

オートクチュールのような手仕事で造られる限定品！

カンペ・デイ

CAMPE DHEI

アルプス山脈とアドリア海に挟まれた、

スパークリングワインにとって

最適なテロワールから生み出された1本。

「神に選ばれた畑」＝CAMPE DHEI

と名付けられた、

ヴィティコルトーリ・ポンテの自信作。

定番スプマンテ「プロセッコ」の枠にはまらず、

自由に美味しさを追求したシリーズです。

プロセッコのノウハウを活用して造る、

フルーティなスプマンテ

イタリア・ヴェネト州は、世界で一番売れているスプマンテ（スパークリングワイン）のプロセッコの産地として知られています。

プロセッコは、柑橘やリンゴ、白桃を思わせる香り豊かなぶどう品種「グレーラ」を使用し、そのポテンシャルを最大に引き出すために、タンク内で二次発酵をさせて、フレッシュ＆フルーティに仕上げるのが特徴。瓶内二次発酵と長期熟成による、複雑な味わいを表現するシャンパーニュやフランチャコルタと対照的に、より華やかで、活き活きとした果実の風味を表現することを目的に造られています。

そんな味わいはイタリア人だけでなく、世界中のワイン好きの心を掴み、今やシャンパーニュを抜き、世界一の生産量・消費量を誇っています。

イタリアの食卓で愛され続けてきたプロセッコですが、2010年に一部の地区のぶどうから出来るプロセッコが、イタリアの格付け最高ランクDOCGに昇格。その周辺地域もDOCとして格上げされました。

この格上げの影響により、プロセッコの価格は一気に高沸、徐々に気軽に楽しめる存在ではなくなりつつあります。

今回入荷した、

『CAMPE DHEI カンペ・デイ』は、

そんな値上がりが続く

プロセッコの良いところは取り入れながら、

より現代的なスタイルに仕上げた意欲作。

数々のコンクールで金賞を受賞しているヴィティコルトーリ・ポンテの職人的なこだわりにより、 グレラ種と他複数品種をブレンドすることで、フレッシュな果実味はそのままに、 新たな味わいのワインを作り出しました。

ヴィティコルトーリ・ポンテは、ヴェネト州トレヴィーゾ県の町ポンテ・ディ・ピアーヴェ Ponte di Piaveにあるワイナリーです。現在1000名を超えるブドウ栽培家が参画しており、そのブドウ畑面積は3000ヘクタールに及ぶ、イタリアでも有数の規模を誇るワインメーカーです。

ヴィティコルトーリ・ポンテは、第二次世界大戦後12名のブドウ栽培家が復興のため力を合わせることを誓い、1948年9月7日に立ち上げた組織です。1955年、本拠地をポンテ・ディ・ピアーヴェに定め、正式に会社を設立しました。その後1987年に現在のヴィティコルトーリ・ポンテという名称になりました。

「ポンテ」という名称には二つの意味があります。一つ目は、本拠地の町を表しています。もう一つの意味は、ポンテ＝橋が示すように、ブドウ栽培家や醸造家、ワインの消費者をつなぐ存在として、また受け継がれてきたワインや文化を未来へつなぐ存在として、その使命を全うするという意味も込められています。

1995年から1996年にかけて同じトレヴィーゾ県ヴィッロルバとエラクレーアのワイナリーと合併を果たし、世界中に向けてヴェネト州のワインを輸出できる体制が整いました。

ヴェネト州トレヴィーゾ県は、その地理的条件のおかげで、古来よりブドウ栽培適地して高い評価を得ていました。特にスパークリングワインは、世界一の生産量を誇るプロセッコを筆頭に質・量ともに優れたものを生み出しています。北のアルプス山脈から吹く冷涼な風、アドリア海から吹く温暖な海風の影響を受け、綺麗な酸を保ったブドウが収穫されます。

付近を流れるピアーヴェ川によって運ばれ形成された粘土質の層の上に、軽い砂が堆積した土壌で、所々砂利質の土壌が見られます。粘土質は保水性がありブドウの生育に適しています。一方で、砂質・砂利質の水はけの良い表土のおかげで、ブドウの根が健全に保たれ、根腐れしない点も大きなメリットです。味わいの点では、砂質土壌はブドウの味わいに親しみやすい果実味と、柔らかな酸味、繊細でふわりと柔らかく香るような、優しい味わいが表現されます。

多様なブドウ品種が栽培されている点も特徴で、白ブドウはプロセッコの主要品種であるグレラ、ヴェルディゾ、ペレラ、ビアンチェッタ、マンツォーニといった地場品種、さらにピノ・グリージョ、シャルドネといった国際品種も盛んに栽培されています。黒ブドウは地場品種ラボーゾが代表的ですが、メルロやカベルネ・ソーヴィニョンといった国際品種も見られます。