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遂に所得した自社畑( ムーンレーサー・エステート・ヴィンヤード)は、AVAスタッグス・リープ・ディストリクトの中のワッポ・ヒルに位置する。旧ハートウェルの畑とワイナリーを取得し、畑は時間をかけて一部を改植、ワイナリーは完全リノベーションする。この土地はかってネイティヴ・アメリカンのワッポ族が見晴台としており、満月の夜に部族間の競い合いが行われたという逸話よりワイン名「ムーンレーサー」と命名。花の香、ホワイト・チョコレート、黒すぐり、ヒマラヤスギ、ローム堆積土壌(粘土っぽい) 土のニュアンスが香り立つ。美しく、しなやかながら、凝縮感はしっかりと硬い骨格を形作る。
ラベルについて
ワイナリーのあるワッポ・ヒルは、ネイティブ・アメリカンのワッポ族の故郷。ワッポ族は自然環境のすべての要素に魂が宿るとするアニミズムを信仰していた。ムーンレーサーという名前はレアムの「ワイナリー=故郷]であるこの地の自然環境を表したいと同時に、この場所の先住民へのオマージュを込めている。
創業者ホアンの友人であるバルセロナ在住のアーティスト/セルジオ・アルビアックSergio Albiacが「芸術、自然、化学」の三つをテーマにして手掛けた作品。自社畑ムーンレーサーに設置されたウェザーステーション(気象観測機器)から取得された気温、風、太陽光線量などのデータをアルゴリズムに入力し、そのデータをもとに抽象的なイメージを生成する。ムーンレーサーの各ヴィンテージがその年のデータに基づいて表現されており、10,000枚すべてのラベルがそれぞれ異なるデザインとなっている。
生産情報
醸造
様々なサイズのステンレスタンクにて発酵、仏産樽熟成(新樽率約80%)
Realm Cellarsについて
REALM CELLARS
レアムセラーズ
ナパ各地を切り取るがごとくワインに紡ぎ出す。将来を見据えたヴィジョンと惜しみない投資。今最高のスタッフが集まる。
Napa Valley
Realm Cellars
レアムセラーズ
創業者ホワン・メルカードが2002年設立。ナパ・ヴァレーの最高の畑から最高級の芸術品を造り上げること、それぞれの畑が持つ可能性を探求、追求し、土地が内包する個性や真実をワインに表現することを信念とする。2012年元ハーラン/ボンドの財務担当、交渉のプロでもあるスコット・ベッカーが参入。2015年スタッグス・リープ・ディストリクトにある元ハートウェルの畑とワイナリーを取得。畑もワイナリーも大きな改修が必要であり、2017年の山火事、2019年にはホワンが引退し、スコットがオーナー社長となる。フェアラ・ヴィンヤードの共同所有などまだまだ新しい投資、発展は続き、次世代を考えた自社畑の改植なども進める。無名のワイナリーを100ポイントゲッターに引き上げたブノワ・トゥケの手腕の評価が高い。
個性溢れるナパ各地を切り取るがごとくワインを紡ぎ出す。
将来を見据えたヴィジョンと惜しみないインヴェストメント/投資。
2002年設立から幾多の紆余曲折を経て、自社畑・ワイナリーの取得、最高のスタッフが集まり、唯一無二の将来を見据える。
左から、スコット、エデン、ブノワ
畑情報
ムーンレーサー・エステート・ヴィンヤード
2015年ハートウェルの畑とワイナリーがあった土地を取得。その後2020年ハートウェル・オーナーが最後まで所有していたワッポ・ヒル頂上にある邸宅及び畑全てを取得。
AVAスタッグス・リープ・ディストリクトのほぼ中央、シルバラード・トレイルの西側、向かい側はスッタグス・リープ・ワイン・セラーズ、北隣はパイン・リッジがある。ワッポ・ヒルのピークは二つあり一つはかってロバート・モンダヴィの邸宅(現在ジャン・シャルル・ボワセの邸宅)があり、その西
側斜面にモンダヴィが所有するワッポ・ヒル・ヴィンヤードの畑が広がる。
もう一つのピークにはかってハートウェルの邸宅と頂上部分に畑があり、北斜面からシルバラード・トレイルにつながる斜面に広がる畑が、レアムの自社畑部分となる。
スタッグス・リープ・ディスリクツはナパ・ヴァレーのヴァレー・フロアで唯一東西につながらないAVA。ワッポ・ヒルの円丘とスッタグス・リープ・パリセード(岩で形成された崖)が漏斗状に位置する為、南からの霧と冷たい風を誘い込み朝晩は涼しく酸をキープながら昼間は日照をしっかりと享受する。涼しく長い生育期間を確保できる為、葡萄の皮が厚くなり力強いタンニンを内包する。土壌は砂岩、頁岩を含む堆積土壌と火山性の硬い鉱物を含む。
レアムの畑は東南、東北を向いた様々な角度の斜面に広がる多数のブロックを形成。土壌は多様で火山性の岩がち土壌がメインであるが、レアム側ワッポ・ヒルはプリチャード・ヒル(ヴァカ・ヒル)のような赤土ではなく、硬い玄武岩や流紋岩のような硬い岩が多くみられる。2015年の買収後、長い時間をかけながらそのブロックに向いた仕立てや栽培管理を模索している。
ワッポ・ヒル頂上にある特別区画の土壌は、砕けた砂岩で平地のスポット、日照は360度から受ける。グレース・ファミリー由来のボッシュ・クローンの区画があり、その個性から非常に濃厚で凝縮していながらバランスが取れた球体の様なワインとなり、斜面下部の北向きの畑とは全く違う個性を持っている。ハートウェルに敬意をこめて名前を残し今後もハートウェルXXとして頂上区画をシングル・ヴィンヤードとして造っていく。
| 生産国 | アメリカ |
|---|---|
| 産地 | カリフォルニア |
| アペラシオン | ナパ・ヴァレー |
| ワイナリー | Realm Cellars |
| ヴィンテージ | 2022 |
| 色 | 赤ワイン |
| ぶどうの品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン100% |
| アルコール度数 | 14.6% |
| 容量 | 750ml |
| 栓 | コルク |