サリナス・ヴァレーの西側、午後のモントレー湾からの容赦ない風の通り道に、ランチ32があります。
ここが私たちシャイド・ファミリーが1972年に初めてブドウの木を植えた場所です。
ランチ32は、テロワールの自然な特徴を際立たせ、その土地の味を伝えることを目的としています。
毎年、アペラシオンの最高のワインを代表するサステイナブル農法で栽培されたエステート・ヴィンヤードから少量のワインを生産しています。
このカベルネ・ソーヴィニヨンは、モントレーの南部、風を遮る地域では、この品種が素晴らしい生育を見せることを証明しています。
ブラックベリー、プラム、スグリの香りにモカとスミレのニュアンスを持ち、味わいは深みがあり、みずみずしくフルーティーで、バランスのとれた酸味と完璧に溶け込んだタンニンがあります。
力強さがありながらもしなやかで、複雑なレイヤーが、風味豊かでスモーキーなオークのフィニッシュへと発展していきます。
私たちの自社畑のブドウは、夜間に最適な熟度で摘み取られ、早朝にワイナリーに運ばれてきました。
ワイナリーに到着すると、厳選されたブドウは慎重に選別、除梗、破砕され、オープントップの発酵槽で発酵を行います。
皮と種のしっかりとした果帽は、1日に何度も優しくパンチ・ダウン。
ステンレス・タンクで10日間発酵させた後、フレンチ・オークとアメリカン・オークで12ヶ月間熟成させました。
創設者アル・シャイド氏が初めてモントレー・カウンティの未開拓の可能性に気付いたのは、業界がまだ黎明期にあった1972年のことでした。
当時は栽培農家でそのブドウをすべて他のワイナリーに販売していましたが、現在では、自家風力発電100%で環境を守る本格的でエレガントなワインを造るファミリービジネスへと発展しています。
ランチ32:モントレーの容赦ない午後の冷たい風の通り道、アルが初めてブドウの木を植えた場所がランチ32の畑です。
ランチ32は、モントレーの厳選されたAVAに位置する自社畑から最高のワインを紹介することを目的とした最強のコスト・パフォーマンスワインです。
天才的なテイスティング能力を持つワインメーカーのヴィンセント・カタラーはフランスで生まれ、大学でワイン栽培を専攻後各国でワイン造りの修行をしたのち2005年からはアメリカで国際的な視点を持ってワイン造りに取り組んでいます。