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プロモントリーの「領土」(その10%にしか植樹されていない)はオークヴィルの南西丘陵にあり、自然のままの森林、朝霧の水蒸気、地理的要因・土壌からもたらされるミネラル感と 生き生きとした自然のバランス、 エネルギーにより様々な要素が凝縮した果実が生み出される。香りには黒鉛、濡れた岩、黒スグリ、ブルーベリー、炭が燃える香ばしさ、スパイス、土っぽいニュアンスなどが溢れ出す。味わいはフルボディーでしっかりとした凝縮感があり、口あたりは濃厚、きめ細かくこなれたタンニンは豪奢な甘さを感じさせ存在感を示す。オーストリア産ストッキンジャー製の大樽で、その堅牢なタンニンを磨き上げる為に、他ハーラン・グループのワインより熟成期間が長いのが特徴。
プロモントリーの丘陵から造られたワインは、その「領土」の様々な要素を反映しています。 自然のままの森林、朝霧の水蒸気、地理的要因からもたらされるミネラル感など。 それらの個性がシンフォニーを奏で、生き生きとした自然のバランス、エネルギーと凝縮したタンニンを生み出し、それがワインに反映され、生命力と長い熟成の可能性を生み出すのです。 ヴィンテージ情報(ワインディレクター:コーリー・エンプティング, ワインメーカー:デヴィッド・チリ) 乾燥して通年より暖かい冬のあと、3月3週目に芽吹きが始まり、2015年の生育期はやや早めのスタートを切りました。 開花のタイミングが涼しい気候であった事と、過去3年間乾燥した年が続いた結果、葡萄の樹自体が最低限の実付きにとどめようとする傾向もあり、結実は少なめで収量が抑えられることが予想されました。 8月の終わりから9月にかけて、38℃を超える日中が数度あり、気温が上昇しましたが、葡萄の樹は与えられた環境を享受し、過熟にならない適正な成熟を自らが見つけ出しました。 収穫は通年より早めの9月8日に始まりましたが、プロモントリーの畑の特徴である冷たい霧と風の流れ込みにより一時期に終わらず、涼しい環境がゆっくりとした成熟を各区画にもたらし、4週間という長い収穫期間を区画毎に続けることができました。 収穫は成熟度を判断し54回に分かれ、結果的に40のロットに分けて別々に醸造が進みました。 ワインは醸造当初から芳醇でバランスの良さを示しつつ、プロモントリーが持つ特別な個性をしっかりと表現しています。 テイスティング・コメント(ワインディレクター:コーリー・エンプティング、ワインメーカー:デヴィッド・チリ) 深紅の色合いとエッジには明るいニュアンスを示す。 鮮やか赤系果実の香りがグラスから立ち上がると共に、プロモントリーの特徴的な、濡れた石、黒鉛、森林の中の苔の様な、またかすかに月桂樹の香りに包みこまれます。 味わいのアタックは非常に優しくエレガントで、次第に生き生きとした芳醇な果実味が口中を満たします。 タンニンは壮大なボリューム感を持っていますが、見事にこなれており、滑らかに喉を潤していきます。 その余韻は力強く、魅惑的な印象を長くとどめます。 リリースしたてであっても、このワインはまだ見ぬ数十年後の素晴らしい熟成の可能性を隠すことなく納得させてくれます。 評価 Parker Point 98point The Wine Advocate, 15th Jan. 2021 by Lisa Perrotti-Brown 2020年末にワイナリーを訪れ、ワインメーカーのデヴィッド・チリ、ワインディレクターのコーリー・エンプティング、社長のウィル・ハーランと共にテイスティングする。 色合いは深紫に少し赤みかがった縁を示し、華やかな赤系ベリー、ブラックチェリーのコンポート、ふくよかなカシスの香りに加え、シナモントースト、バラのドライフラワー、火をつける前の葉巻、森林の中の岩や土のニュアンスが香りとなってグラスから溢れ出す。 味わいはフルボディ、リッチ、強いインパクトがあり、赤と黒の果実が幾重にも重なり、土壌から来るミネラル感がひしひしと感じられる。 タンニンと酸に縁どられた骨格はしっかりとしていて、華やかな果実味とその固いタンニンが調和し始めており、素晴らしい余韻と生き生きとした生命力が溢れている。 Vinos 97+Point, Tasting date: Dec. 2020 by Antonio Galloni いつもと変わらず、土地の個性を表現した他にはない魅惑的なワインだが、2015年は、もっとゆったりとした印象がある。 それはこの年の猛暑を葡萄がどう捉えたのかを表見しているかのようでとても興味深い。 時間の経過とともに、逆に果実のフレッシュさ、アロマの広がり、明るさが増してきているように思える。 これから2015年がどう変化していくか注目に値する。 現在の姿は今しか味わえないが、非常に明るい未来との比較が楽しみだ。
Promontoryについて
PROMONTORY
プロモントリー
ハーラン次世代後継者と次世代栽培・醸造チームが造る新プロジェクト ナパ・ヴァレーの秘境にあるミステリー・ヴィンヤード
Napa Valley Territory
Promontory
プロモントリー
ハーラン・ファミリーは、1970年代後半にナパ・ヴァレーに自社畑を開墾以来、40年間に4つのワインを造り続けています。このプロモントリーは5つ目のブランド。オークヴィルの南西丘陵に周囲から隔絶され、自然のままに残された土地を2008年に手に入れ次世代(ハーラン2代目ウィル・ハーラン)と次世代の栽培・醸造チームが皆が知るナパ・ヴァレーのすぐそばにありながら、まったく異なる個性を持つ★オーパス・ワンと同様フランス・ボルドーからリリースされます。
The Missing Shade of Red「秘められた赤を探して」哲学者ディヴィット・ヒュームの言葉を借りて
ハーラン・ファミリーは、1970 年代後半にナパ・ヴァレーに自社畑を開墾以来、ワインを造り続けています。
最初の挑戦であるハーラン・エステートは既に40 年の歴史を重ね、ワイン造りを芸術の域にまで高めました。
その創生期の出来事として、1980年代初頭、創業者オーナーのウィリアム・ハーランがナパ・ヴァレー、オークヴィルの南西丘陵をそぞろ歩いていた時に、周囲から隔絶され、自然のままに残された土地とその環境に心を奪われました。
その時の感動を忘れずに、終に「この魅力的な土地」を2008 年に手に入れることができました。
そしてハーラン・ファリミーの世代交代への第一歩として、次世代の家族と次世代の栽培・醸造チームが協力して新プロジェクトを立ち上げました。
この「自然のままの領域」の核となるものは、様々な地理的要因に集約されており、急斜面でごつごつとした荒々しい地形と環境がワインに魅惑的な個性を与えています。
約 10 年に亘る準備期間を経て、正体を現した類稀な景観は、皆が知るナパ・ヴァレーのすぐそばにありながら、まったく異なる個性を持ち、新しい旅立ちを予感させてくれます。
それが「プロモントリー」(谷を見下ろす岬)
| 生産国 | アメリカ |
|---|---|
| 産地 | カリフォルニア |
| アペラシオン | ナパ・ヴァレー |
| ワイナリー | Promontory |
| 色 | 赤ワイン |
| ぶどうの品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン |
| アルコール度数 | 14.5% |
| 容量 | 750ml |
| 栓 | コルク |