青みがかった鮮やかな赤色。スパイス、ティムット・ペッパー、サンダルウッド、龍涎香などの力強く複雑な香り。ブラックチェリー、スミレ、焼きたてのブリオッシュのニュアンスも感じられます。口当たりはなめらかで、繊細かつしっかりとしたタンニンにより、余韻は長く広がります。食欲をそそる心地よいビターさも魅力です。手収穫。選果後、全房率70%。15日間かけてアルコール発酵。その間、5〜7回の足でのピシャージュ、そしてルモンタージュを行う。圧搾後、2週間をかけて固形物を沈めた後、木樽に移される。熟成には新樽を30%、使用樽(1〜5年)を70%使用。13ヶ月後にタンクに移し、3ヶ月間落ち着かせた後、清澄、ろ過をせずに瓶詰め。レ・テール・ド・フィレアンドレはブルゴーニュで最高のワイン醸造家の一人と言われているダヴィド・デュバンが、自身のドメーヌと同様の哲学と品質で、100%買いぶどうで造るネゴシアン・ブランドです。ダヴィド・デュバンの本拠地コート・ド・ニュイ以外のテロワールにチャレンジするため、あえて別ブランドを設立。フィレアンドレという名前はフィロメール(Philomène)とレアンドレ(Léandre)という、2010年12月16日に2人の小さな天使が誕生したことにちなんでつけられました。ぶどうの買い付けはダヴィド・デュバンが求める厳しい条件をクリアし、栽培家の働きぶりを見て、自身が納得できるものを購入しています。栽培家とは特別な契約はなく信頼関係を保ち、継続的に素晴らしい品質のぶどうが購入できています。畑作業には携わっていませんが、収穫だけは最適なタイミングを見計らい自分たちで行っています。ぶどうは有機栽培とリュット・レゾネです。19年ヴィンテージからサヴィニー・レ・ボーヌの買い付けがスタートし、現在でも彼が求める品質のぶどうが手に入れば新しいエリアの購入を検討しています。2020年ヴィンテージより日本初入荷です。
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