生産者名:GRAN PASSAIA (グラン・パッサイア)
原産地呼称:I.G.T. TOSCANA
品種:サンジョヴェーゼ80% メルロー20%
醸造:サンジョヴェーゼの一部(20%)をアパッシメント。ステンレスタンク発酵、500L樽にて9ヶ月熟成。
JANコード:4589768274336
2019ヴィンテージ評価
ルカ・マローニ…96点
紫がかったルビーの外観。完熟したベリー系果実の香りにバニラのヒント。口中では温かみのあるふくよかな果実味と豊かで柔らかいタンニンが広がります。サンジョヴェーゼらしい綺麗な酸味も感じられ、バランスの良い味わいです。
恵比寿のMANSALVA様において、
2021年10月に「グラン・パッサイア 2019」のペアリング実証を行いました。
今回セレクトしていただいたのは、有田牛の牛タントレビス包み焼 フォンドヴォーとシェリー酒のソース。
【ペアリングコメント】
宮崎県産有田牛のタンをダイス状にカットした物と
ミンチにした物をトレビスで巻き込みローストした一品。
フォンドヴォーと甘口のシェリー酒を煮詰めた濃厚な味わいのソース。
グラン・パッサイアの陰干し由来のレーズンの様な凝縮感と
深みのある香りと少し甘めに味付けされたソースの香りが混じり合い食欲をそそられます。
ジューシーな牛タンの肉汁とドライな果実感とタンニンが絶妙な相乗効果を生み出す。
余韻のほろ苦さとトレビスの苦味がいいアクセントになっている。
お互いの良いところを伸ばし合うような組み合わせ。
シェフ 高橋恭平 様
10代半ばの頃から好きになったイタリアに憧れがあり、
調理師専門学校卒業後、渡伊。
修業先はオーナーシェフの店ばかりで、料理の一皿からサービスまで、
シェフの想いが行き届いているお店づくりに感銘を受ける。
イタリア郷土料理や古典をベースに、イギリス、スペイン料理の感覚を取り入れた、
「自由な手」という意味の屋号【MANSALVA】を
2010年にオープンし、現在に至る。
ソムリエ 多田義明 様
グローバルダイニングにて料理人としてキャリアをスタート。
2014年新宿三丁目のマルゴーグループに入社しサーヴィスマンに転身。
2015年ソムリエ資格を取得。
現在はマンサルヴァにてシェフソムリエとして活躍中。
MANSALVA様ホームページ
https://mansalva.jp/
グラン・パッサイアはビオ・ビオ・シリーズでお馴染みのチェーロ・エ・テッラ・グループがトスカーナにて手がけるブランドです。「PASSAIA」という名前は「PASSITO(陰干し)」と、サッシカイア、オルネライアなどスーパータスカンによく見られる「~AIA(本来は~の場所という意味)」を組み合わせたチェーロ・エ・テッラによる造語です。
グラン・パッサイアではただ一本のみの生産をしており、チェーロ・エ・テッラ、マエストロ同様、コストパフォーマンスの高いワインを生み出しております。