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自社畑のキャンプ・ミーティング・リッジ他、長年のパートナーであり志を同じくする栽培農家のブドウを使用。
白い花と海岸からのミネラルの繊細な香りが全体を美しく形作る。
ハーブや柑橘類、フレッシュフルーツの華やかさを持ち、酸とチョーキーなテクスチュアが融合。
アーモンドのほのかな香り、ミネラル豊富な余韻が続く。
太平洋の寒流の影響を強く受ける沿岸のソノマコーストは、長らくブドウ栽培には適さないとされてきた。
ペンシルバニア州の種苗業を営むウォルト&ジョアン・フラワーズはこの「寒すぎる」土地で長年の夢であったワイン造りを始める事を決意、周囲の嘲笑をよそに海を見下ろす丘の上の小さな土地を見つけた。
その後世界中にその名を轟かせる「キャンプ・ミーティング・リッジ」である。
かつて先住民がここに集い避暑地や取引の場としていた事からその名が付いたこのエリアは気温が非常に低く、カリフォルニア名物の「霧」の下ではブドウの成熟が足りない。
そのため彼らの畑は霧の及ばぬ約400メートルの高地にある。
カリフォルニアの強い日差しと低い気温、この相反する要素が他のどこにもない独特な風味を与える。
この畑の素晴らしい可能性に最初に気づいたのはスティーヴ・キスラーであり、この夫妻からブドウを買い素晴らしいシャルドネを造りフラワーズの名は一躍世に知られるところとなった。
ピノ・ノワール&シャルドネの新しい聖地として広く知られる事となったこのエリアには現在超一流のワイナリー達が押し寄せている。
フラワーズ夫妻の引退後、そのフィロソフィーを引き継いだフネアス・ファミリーにより自社畑はすべてバイオダイナミクスの手法によりブドウが育てられ、毎年素晴らしいワインが生まれている。