パソ・ロブレスAVAを知り尽くしたエバレーが上質のカベルネを集めボトルに詰めた1本。これこそがパソ・ロブレスのカベルネ・ソーヴィニヨン!
パソ・ロブレスのテロワールの多様性と特性を示す、パソ・ロブレスAVA内の厳選した畑のカベルネを使用。
このワインはフレッシュさが特徴であるが、これはマイクロ・オキシジェネーション(MOX)によるものだ。ごく一部はMOXを施しており、これによりワインの色が安定し、口当たりとストラクチャーを改善し、減少を制限します。これは醸造過程で何回かに分けて行うことで、樽で醸造するのと同じような作用を起こします。MOXはフランス人によって最初に導入され、オーストラリア人によってマスターされたとも言われています。
発酵用タンクの中でアルコール発酵後と、色とタンニンを安定させるためにマロラクティック発酵前の合計2回に分けてMOXを行います。マロラクティック発酵後に樽と同じ低率のMOXを6週間ほど行います。残りは新樽アメリカン・オーク25%、ニュートラルのアメリカン・オーク25%、フレンチ・オーク15%で18ヶ月間熟成させます。
ブラックカラント、ダークチョコレート、チェリー、プラムのフレーバーにほのかな青胡椒や杉のアロマ。きめ細やかなタンニンでアプローチしやすく、フレッシュだが深みのある味わい。
パソ・ロブレスのワイン産業におけるパイオニアの一人であるギャリー・エバレー(GaryEberle)は、自身のワイナリー設立と同時にパソ・ロブレスがアペレーションとして認定されることにも大きく貢献しました。エバレーは当時まだあまり流通していなかったシラーに着眼し、これをカリフォルニアに広めました。もとはタン・レルミタージュのシャポティエで栽培されていたカリフォルニア州立大学デイビス校所有の苗木を基に、20エーカーの畑にシラーのクローン株を植え、1978年にアメリカで初めてシラー100%のワインをリリースしました。彼の新しい試みは徐々に周りのワイナリーも注目し始め、今日パソ・ロブレスはローヌ系ブレンドのプレミアムワイン生産地として、その地位を確立しています。パソ・ロブレスのアぺレーションを知り尽くしたエバレーのプロデュースするワインは、すべにその名が記されています。
“ワイン造りはアートであり、サイエンスでもある”
エバレーワイナリーのワインメーカー/パートナーでもあるベン・メイヨ(BenMayo)は、まさにこの言葉を体現しています。エバレーで10年近くキャリアを持つメイヨは、ワインメーキングを終わりのない未完成品と捉え、毎年の収穫を心待ちにしています。収穫まではサイエンスがものを言い、ブレンディングや、いかに美しいワインを造りだすかは自分の美的感覚を信じるしかないと語ります。メイヨ自身の芸術的センスとサイエンスのバックグラウンドを巧みにブレンドし、毎年高い評価を受けるワインを生み出しています。
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