マルサネ最上区画モノポールが生む、凝縮感と気品を備えたピノ・ノワール。
ドメーヌ・ミシェル・マニャンは、コート・ド・ニュイ北部マルサネに本拠を構える家族経営ドメーヌ。
現在はフレデリック・マニャンが舵を取り、ビオディナミを実践しながら、畑ごとの個性を極めて純粋に表現する造りで高い評価を得ています。
「モゴット」はドメーヌが単独所有するモノポール(単独畑)。
マルサネの中でも特に評価の高い区画で、石灰岩が強く表出した斜面に位置し、凝縮感とミネラル感を併せ持つワインを生み出します。
醸造とスタイル
手摘み収穫後、選果を徹底。
自然酵母を用いて発酵し、抽出は穏やかにコントロール。
樽熟成を経ることで、果実のエネルギーを損なうことなく、構造と奥行きを与えています。
マルサネらしい力強さに、ミシェル・マニャンらしい精密さと透明感が加わったスタイルです。
テイスティングノート
濃いめのルビー色。
ブラックチェリーやカシスなどの黒系果実に、スミレ、スパイス、湿った石を思わせるミネラル香。
口中では果実の密度が高く、きめ細かなタンニンと張りのある酸が全体を引き締めます。
余韻にはマルサネらしい骨格と、塩味を帯びたミネラル感が長く残ります。
品種構成
ピノ・ノワール 100%
おすすめペアリング
・仔羊のロースト(ローズマリーやタイムとともに)
・牛頬肉の赤ワイン煮
・鴨のコンフィ
・キノコと赤身肉のテリーヌ
ワインの凝縮した果実味とミネラル感が、旨味の強い肉料理と見事に調和します。