生産者名：BODEGAS Y VINEDOS ARTAZU （ボデガス・イ・ヴィニェードス・アルタス）
原産地呼称：D.O.NAVARRA
品種：ガルナッチャ100%（樹齢35年）
醸造：ステンレスタンクにて48時間低温浸漬、10-12日間発酵。500lのフレンチオーク樽（新樽率20％）にてMLF、熟成12ヶ月。
JANコード：4582565755909
このキュヴェは、ナバーラに位置するサン・マルティン・デ・ウンクス村の畑より造られます。サン・マルティン・デ・ウンクス村は中世よりワイン造りが行われてきた伝統ある地区で、アルタディが所有する畑は標高600mに位置します。
今までアルタスリ用に使われてきたこの畑の葡萄が、非常にエネルギッシュかつフルーティーで、他の畑のガルナッチャとは違う特徴を持っている事に気づいたホアン・カルロス氏が2011ヴィンテージより単一畑のキュヴェとしてリリースしました。
艶のある果実味、ミネラル、火薬、麝香、ドライフラワーなど複雑な香り。ピュアで朗らかな果実味、豊かな酸、ミネラリーで厚みのあるストラクチャー。タンニンはデリケートかつフレッシュ。アルタディのオーナー、ホアン・カルロス・ロペス氏が、1996年に新たにガルナッチャ(=グルナッシュ)の可能性を求めナバーラでスタートしたワイナリーがアルタスです。ワイン造りが始められる前から、葡萄の栽培方法から熟成方法まで綿密な調査を行い、ワイン造りを始めることとなりました。
醸造はアルタディと同じくジャン・フランソワ・ガドゥが監督。テンプラニーリョとは、またひと味違うガルナッチャの魅力が活かされたアプローチのワインに仕上がっております。
※アルタディとは...
リオハのリオハ・アラベサに位置し、1985年に3人のオーナーの共同経営でスタートしました。現在はそのうちの一人ホアン・カルロス・ロペス氏が経営を行っており「モダン・リオハ」の代表的なワイナリーとしてその名を馳せております。ロバート・パーカーはアルタディを度々『リオハのスーパー・スター』と紹介しております。2007年2月発売のワイン・アドヴォケートではヴィーニャ・エル・ピソン2004が100点満点を獲得しております。またパーカーが選んだ「ベスト・オブ・ベスト」“ロバート・パーカーが選ぶ世界の極上ワイン”でも『世界中のどんなところでつくられているものの中でも、最もエキサイティングなワインである』と紹介されております。
さらに2004年度を代表する18人のワイン関係者「Robert Parker’s Wine Personalities of the Year」にも選ばれたこともあります。そして最近では、スペインを代表するワインガイド「ギア・ペニン」の最新2014年版でプレミオ・ボデガ・デル・アニョ（最優秀ワイナリー賞）を獲得しました。プレミオ・ボデガ・デル・アニョとはすなわち、2014年版に掲載された約2140ワイナリーの頂点に立ったことを意味します。