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Continuum

Continuum Estate 2019

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今までで最もカベルネ・フランの割合が多いブレンドで、火山性の土壌とセージ・マウンテンの特徴が全面に出ています。

赤系果実やハイビスカスなどの花のいきいきとした表現豊かな香りが感じられるワインです。

口に含むと真っ先に感じるのは色の濃い果実の凝縮感で、若々しい桑の実、野生のハーブ、それにスパイスや黒鉛のようなミネラル感も感じとることができます。

このワインの果実感は、たっぷりとしてなめらかなテクスチャーと、ベルベットのようなタンニンと鉄のようなミネラル感に包まれています。

力強さと洗練さを同時に味わうことができ、そして長期にわたり進化し続けるワインです。

コンティニュアムは、自社畑のセージ・マウンテン・ヴィンヤードのブドウを100%使用したエステート・ワインです。

ナパ・ヴァレーのオークヴィル東側の山奥にあるプリチャード・ヒルの丘にあり、ナパ・ヴァレーとサンフランシスコ湾を見渡す畑は、岩が多い火山性の土壌のため収量が低く、ブドウの樹は深みと複雑味がある果実を生み出すことにエネルギーを集中させます。

2019 年のコンティニュアムには、1991 年と1996 年に、そしてその後2004 年、2010 年、2013 年に植樹された平均樹齢20 年のブドウの樹からなる成熟した36 エーカーの自社畑のブドウが使われています。

それぞれ特徴の異なる42 の区画に分類され、このワインに使われているブドウは海抜396m-487m に位置する、少し北と東にも傾斜がある西向きと南向きの区画で栽培されています。

火山性の土壌に植樹された多様性のある樹からこそ、コンティニュアムの複雑味が生みだされるのです。

冬の間は温度が低く1,219mm の降雨量があり、休眠期間中に土壌をリフレッシュすることができました。

この低温と雨の多い天候が生育期間のスタートを遅らせ、例年より21 日遅い開花となりましたが、結果、春の低温に打ち勝ち、健康的な結実をすることができました。

5月の雨によって粒のサイズは大きくなり、1エーカー当たり2.6t と少し多めの収量になりました。

気温は8月まで徐々に、そして安定的に上昇し、全体的には少し気温が高めの生育期となりました。

9月に一度気温が下がったのでハングタイムが長くなり、完熟を待って収穫することができました。

収穫の開始は例年よりも19 日も遅く、10 月8 日から10 月25 日に行われました。

コンティニュアムは、100%自社畑で栽培されたブドウのみを使い、醸造から瓶詰めまでをすべて自社設備内で行うエステート・ワインです。

ブドウは夜間に房の状態を見ながら手摘みで収穫し、除梗前と後にさらに選果を行い、重力に逆らうことなくフレンチオーク樽とコンクリートのタンクに移されます。

3日間低温浸漬させてから発酵させ、1 日3-4 回のポンプオーバー、最も発酵が活発な時期に2-3 回のデレスタージュを行います。

槽内で果皮と共に20-40 日間静置し、その後ワインを抜き取り、果房をバスケット・プレスにかけ、ワインは澱と共に樽に移され、マロラクティック発酵と熟成を行います。

2019 年のコンティニュアムは、フレンチオークの新樽66%と1-2 回使用の旧樽34%で22 か月間熟成させました。

コンクリートのアンフォラも1 台だけ使用しています。

低温熟成庫でゆっくりと時間をかけて清澄させ、慎重に澱引きをしてから、無濾過・無清澄で瓶詰めされます。

それぞれの区画のワインのテイスティングを行い、数回の試行錯誤を経てブレンドが決定されました。

コンティニュアム・エステートはロバート・モンダヴィ・ワイナリーで 20 年間、醸造責任者を勤めたティム・モンダヴィ、姉のマルシア、その父である故ロバート・モンダヴィによって 2005 年に設立されました。

ナパ・ヴァレーの東、曲 がりくねった山道の奥に広がる山、プリッチャード・ヒルの自社畑から造られるたった 1 つの赤ワインは、100 年間に渡るモンダヴィ家の歴史に深い敬意を注ぎ生まれた、情熱のワインです。

ラベルには、ティム・モンダヴィの次女、キアラ・モンダヴィ作のカベルネ・フランの樹が描かれた影絵が採用されています。

コンティニュアムはラテン語で 「継続、継承」 を意味する「continuus」に由来します。

ワイナリーはナパ ・ ヴァレー東側にあるヘネシー湖の上のプリッチャード ・ ヒルにあります。

172 エーカー ( 約 69ha) からの景観は見事なものです。

リッチで凝縮感のあるカベルネ ・ ソーヴィニョンやカベルネ ・ フラン、プティ ・ ヴェ ルド、メルロにも完璧な土地です。

安山岩の巨礫が混ざった活力の低い赤い火山性と泥質土壌は、見事なヒルサイド ・ ヴィンヤードです。

畑には二つの土壌があります。

ロック ・ ハムブライト ・ ローム (85% ) とソブランテ ・ ローム (15% ) です。

この地域では年間 550 ~ 700mm の降水量があり、ナパの中ではかなり穏やかな気候で、時に冷たい冬の風が吹きますが、夏に華氏 100°( 約 38℃ ) を超える日はほとんどありません。

7・8 月の日中の最高気温は約 30℃、夜間の最 低気温は約 9℃です。

標高は約 410 ~ 490m、南西から西向きの斜面で斜度は5 ~ 20% です。

現在 41 エーカー ( 約 17ha) に植えられたブドウからワインを生産しています。

2010 年には残りの 20.5 エーカー ( 約 8ha) にブドウが植えられ、いずれは域内の植樹面積が 60 エーカー(約 24ha)になる予定です。

現在収穫しているブ ドウの中で最も優れているのは 1991 ~ 1992 年に植えられたもので、カベルネ ・ クローン 7 です。

畑の植樹の割合はカベルネ ・ ソーヴィニョン 55%、カベルネ ・ フラン 30%、プティ ・ ヴェルド 11%、メルロ 4%です。

有機栽培を 実施していますが、認証は得ていません。

この素晴らしい土地を反映したユニークなワインを造るために、多様な土壌 ・スロープ等の観点から台木や畝の方向 ・ 樹の仕立て方などを決定します。

標高の高い土地の長い生育期、霜の害が無い安定した気温、活力の低いミネラルの 多い石の多い土壌、この素晴らしい 3 つの条件は、世界の最高級ワインに匹敵する「コンティニュアム」という単一畑の赤ワインを造る為の最高の環境だと言えるでしょう。

コンティニュアムでは様々な醸造テクニックを用いてワインを造っています。

ブルゴーニュで行う手動パンチダウンや、ボルドーでよく使われる自動ポンプオーヴァーや澱の撹拌、バトナージュを実施しています。

最大 40 日間のマセ レーションを行いフレンチオークで熟成します。

2013 年には建築家 Howard Backen 設計によるワイナリーが完成し、コンティニュアムはプリッチャード・ヒルの自社畑のブドウ 100%から造られ、また同じ敷地内でボトリングされる完全エステートワインになりました。