スキンは個性溢れるワインです。淡いゴールデンカラーで、洋ナシのフルーティなアロマに白コショウやアニスの香りが溶け込んでいます。しっ
かりとした骨格と後味に塩味が感じられるワインです。生ハムやサラミなどのシャルキュトリー等とよく合います。10年以上熟成に耐える可能性有。
10-12℃に冷やしてお飲みください。土地:バトゥコ、太平洋から30km、標高187m
ブロック: 1
土壌:かなり分解の進んだ花崗岩土壌、砂質の含有量は少ない
収量:8000kg/ha
収穫:3月第一週。ブドウが潰れないように12kg入りの小箱を使用しながら手積み発酵:粘土で造られたアンフォラで果皮と共に天然酵母で発酵。
無添加、無清澄、無濾過
熟成:亜硫酸を添加せずにアンフォラで12ヶ月SKIN=個性。
冷涼な太平洋から30㎞の非灌漑エリアにある「Batuco(バトゥコ)」という自社畑を表現するワインです。
収穫したブドウをアンフォラの中で発酵・熟成するだけ、というシンプルな醸造方法から造られる、フルーティさスパイシーさ、そしてミネラル感が共存し、個性満載の複雑味溢れるワインです。
ブションでは現在700Lx2,1000Lx1,合計3台のスペイン産アンフォラを所有しています。
<ブション・ファミリー・ワインズ>フランス移民のエミリオ・ブションがチリに入植したのが1887年。彼はコルチャグア・ヴァレーにブドウ畑を購入しました。1970年代にエミリオの孫フリオがマウレ・ヴァレーに畑を購入しワイナリーを設立。これが現在のブション・ワイナリーのスタートとなりました。21世紀に入りチリワインの世界的な躍進と共にビジネスも拡大していきました。現在、ワイン造りはフリオの子供達である4世代目が引き継いでいます。
彼らは受け継いできたワイン造りを継続する一方、新しいことにもチャレンジしています。古樹のカリニャンを救うVignoの活動にも積極的に参加し、またチリワインの原点とも呼ばれるパイス種にも光を当て温故知新的スタイルのワインを発信しています。
醸造家のクリスチャン・セプルベタは、英国の著名評論家ティム・アトキンMWの2019年チリ・レポートで、「ヤング・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、今チリで最も注目を浴びる醸造家の一人です。