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Cantina Cinque Terre

Cantina Cinque Terre Cinque Terre Vigne Alte 2022

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生産者:CANTINA CINQUE TERRE (カンティーナ・チンクエ・テッレ)

原産地呼称:D.O.C. CINQUE TERRE

品種:アルバローラ50% ボスコ30% ヴェルメンティーノ20%

醸造:ステンレスタンクにて24時間マセラシオン。同容器にて発酵。6か月間シュール・リー熟成。

JANコード: 4582565772791

「ヴィーニュ・アルテ」は、カンティーナ・チンクエ・テッレで最も標高の高い、海抜300~450mの畑で収穫された葡萄を使用しております。

参考評価

ガンベロ・ロッソ…2ビッキエーリ(2020、2021)

ヴィーニ・ブォーニ…最高賞コローネ(2020)

やや緑がかった麦わら色。フルーティーな柑橘系果実、塩味を感じるミネラル香。フレッシュなハーブのアロマ。グレープフルーツなどの柑橘系の果実味と、標高の高さから得られる心地よい酸味が口内に広がります。塩味のあるミネラル感と共に、余韻には柑橘系果皮の苦みが残ります。カンティーナ・チンクエ・テッレはこのエリアの最南端、リオマッジョーレに1982年に創立された共同組合です。チンクエ・テッレとはリグーリア州、ラ・スペツィアのリグーリア海岸沿いにある5つの村をさし、ポルトヴェーネレや小島群などと共にユネスコの世界遺産にも登録されています。今でこそ観光地となっているこの地ですが、元々この土地は11世紀に要塞都市として生まれ、隣の村との交通手段にも船を使うという孤立した村でした。平地がなく、土地が痩せているチンクエ・テッレで、そこに住む人々は長い間、その自然と向かい合い生きるすべを模索してきました。そして海岸沿いの急斜面の岩盤を砕いてできた石垣の上に畑を造ることとなりました。畑の土壌となるのは、岩盤を砕いた際に出てきた砂。数百年かけて築かれてきた石垣の総延長は、なんと6,700キロメートルに及び、万里の長城よりも長い距離になります。標高は15m~600mと様々な高さにあり、最大斜度は45°にもなります。このようなロバも入れない厳しい環境で栽培から収穫まで全て人の手で行います。何故ここまで厳しい環境の中で葡萄の栽培を行うのか?その答えは「この過酷な環境からでしか得られない最高の葡萄が収獲出来るから」です。チンクエ・テッレの土壌には粘土や石灰がなく、岩壁を砕いた砂の土壌です。通常ヴィニフェラ種を栽培する地はphが中性~弱アルカリ性が良いとされていますが、チンクエ・テッレの畑のphは5.5と弱酸性の土壌です。しかしチンクエ・テッレの土着品種ボスコはこの土壌に非常に適し、他のテロワールで栽培すると青く苦味が出てしまいますが、チンクエ・テッレで栽培されたボスコは非常にアロマティックで蜂蜜のような甘みを持った葡萄となります。仕立ては低めのペルゴラ。強い日差しや潮風から葡萄の葉が守ってくれます。収穫された葡萄は小さなカゴに入れられ、モノレールを使い急勾配を登って道路まで運び、そしてワイナリーまで運ばれます。また醸造面では、近年最先端の醸造設備を導入し、飛躍的にワインのクオリティが上がりました。ワイナリーの建材にはチンクエテッレの岩壁からとれた石材が使われており、この構内で、このエリアでは最先端の醸造設備を構え、ワインを造っています。現在、300人を超える組合員がチンクエ・テッレのワインとこの土地の景観を世に広めるために働いています。断崖絶壁の石垣の畑は、とても崩れやすく、雨が降るとすぐに崩れてしまう為、畑の管理や、補修も組合員が率先して行っております。収穫に使用するトロッコも、この組合が出資して作りました。それはお金儲けなどの欲の為ではなく、この世界遺産の街“チンクエテッレ”を守る為に、皆が力を合わせて自然と行っている事で、このカンティーナが無ければチンクエテッレが無くなってしまう程、地元に貢献し大きな役割を担っております。

ガンベロ・ロッソ掲載文章抜粋

300人を超える組合員が、ユネスコ世界遺産であるチンクエテッレの畑で働く。カンティーナには近代的な醸造設備が立ち並ぶが、シャケトラ用の乾燥用テラスには昔ながらの面影が今も残る。ワインは、透明感があり、市場のニーズにあったモダンな造り。フローラルかつフルーティーなワインでふくよかな味わい。トレ・ビッキエーリまであとちょっとだったが、それでも我々に強い感動を与え、非常に有意義な試飲となった。

ベーレベーネ・ローコスト2011掲載文章抜粋

チンクエ・テッレの協同組合は1973年に創立し、1982年から本格的に活動を開始した。年間270,000本が造られ、チンクエ・テッレ2009もその中の1本だ。柑橘類、野生の花、エニシダ、蜂蜜の香りが感じられ、口中ではフレッシュでキレのある酸味、綺麗にバランスが取られている。

スローフード協会発行SlowWineより

生産者情報

チンクエ・テッレが観光スポットとして名を馳せたのは1973年に創立されたこの組合のおかげだ。景色が有名な段々畑を形成する岩壁は、この協同組合の出資により保つことができ、この厳しい場所で葡萄栽培を行うためモノレールまで作った。1995年よりMatteoBonaniが取締役となり、2007年から醸造家としてGianfrancoVitaが採用されている。

畑情報

組合員1人あたり平均170㎡の栽培用地を持っている。全て集めると広大な面積になり、管理が大変だが、Riomaggiore,Manarola,Volastraのエリアが良い畑で、その中から良い葡萄のみを選び醸造している。

ワイン情報

全てのワインのレベルが高い。チンクエ・テッレ2009はフレッシュで心地よい。