レコールは40年以上にわたり、最も歴史が深く実績のある畑と長期的なパートナーシップを築き、コロンビア・ヴァレーで最高の果実を手に入れてきました。
平均樹齢が20年以上のこのワインは、しっかりとしたストラクチャー、溶け込んだタンニン、深く表現力のある果実味というクラシックなカベルネソーヴィニヨンの特徴を示しています。
ダークフルーツ、カカオニブ、黒鉛、エスプレッソの層を見せ、ライラックやラベンダーを含む様々な花の香りがアクセントを添えます。
ブラックベリー、ダークチェリー、カシスのフレーバーを持ち、きめの細かいタンニンに縁どられ風味豊かなフィニッシュへと続きます。
・穏やかな生育期間で収量は少ないが収穫期間が長かったため、素晴らしいバランス、色、生き生きとした果実味を持つワインができました。
・芽吹きは少し早い4 月中旬に通常通り始まり、その後は暖かい春の気候が続きました。
2019 年後半に起きた凍結現象により芽の繁殖力が低下し、6 月の開花時に雨と風が加わったため、収量が異常に少なくなりました。
・暑さは例年と変わらず、8 月初旬のヴェレーゾンも平年通りでした。
・収穫が始まったばかりの頃、CA/OR 州で発生した山火事の煙が西から太平洋に吹き出し、次に東からコロンビア川流域に流れ込み、9 月の第2 週から8 日間にわたって煙が発生しました。
果実の成熟度、発生のタイミング、そしてこの(古い)煙の性質により、影響は軽微で無視できるものでした。
しかし、太陽光の拡散と気温の低下により果実の成熟が滞り、収穫時期が10 月にずれ込みました。
・長い栽培期間と少ない収穫量により、白は素晴らしいバランス、長さ、アロマを、赤は凝縮した味わい、色、質感、ストラクチャーを生み出しました。
・40年以上にわたる綿密なブドウ畑の管理とワイン醸造の経験が、私たちのワインの品質と卓越した評判の基礎となっています。
・各ロットは理想的な成熟度で手摘みされ、優しく破砕され、1.5トンおよび5トンのステンレスの発酵槽に入れられました。
・ワイン醸造の全工程において、手作業によるパンチ・ダウンと重力アシストによる果実の優しい取り扱いが行われました。
・ワインはきれいに澱引きされ、樽(25%新)に移され、22ヶ月間樽熟成しました。
レコールNo.41とはフランス語で41番地の学校という意味を持ちます。
ラベルに描かれているのは歴史的価値の高い当時の学校で、この地がフランス系カナダ人が多く住むフレンチタウンだった事からその名を付けました。
創業当時からこの学校がそのままワイナリーになっています。
レコールNo41はワラワラ地区で3代続く3番目に古いワイナリーでワシントン州で最も評価が高く有名な手造りワイナリーの一つです。
世界でも非常に多くの受賞をしており、ワインエンスージアスト誌で世界のTOPワイナリー100に15回選出、また2014年にはエステート・ファーガソンが世界のボルドー・ブレンドとして優勝しました。
最近では2021/22年度のワイン業界で最も影響を与える人々のひとりにオーナーのマーティ・クラブが選出されました。
この賞は、マーティのリーダーシップ、革新性、着想力、そして米国のワイン文化に与えたポジティブな影響力を評価したものです。
レコールはワシントン州の歴史の深い偉大なブドウ畑と長期にわたり良好な関係を築く一方で、ワラワラで最も古いセブンヒルズ・ヴィンヤードへ継続的に投資しその質を国際的なものに向上し続けるワイナリーとしても名声を得ています。
ワイン業界で最も影響を与える人々のひとりにオーナーのマーティ・クラブが選出されました。