◆IMO(スイス有機栽培認証機関 認定有機ブドウを使用しています。
紫がかった赤色。
ブルーベリーやプラムの黒い果実のアロマにスミレ等の花の香りも感じられます。
芳醇で複雑味溢れ、フレッシュ感がある酸味が際立っています。
完熟したタンニンがバランスよく溶け込み、エレガントなフィニッシュが長く続きます。
ラムなどの赤い肉のローストや熟成したチーズとよく合います。
2014-15年シーズンは過去3年に比較して降水量は多かったが、収穫時の降雨は無く、理想的な樹の成長と、健康なブドウの収穫が確実となった。
夏の暑さは例年より厳しく、ブドウのレーズン化を避けるため収穫を早める必要があった。
醸造:ワイナリーに運ばれたブドウは、コンベアベルトに乗せられ 2 回選別されます。
最初は房の選別が行われ、除梗後、果粒の選別が行われます。
醸造のプロセスは発酵前の低温浸漬で始まり、8℃で 5-6 日間行われます。
アルコール発酵は温度設定 26℃、天然酵母のみでステンレスタンクで行われ、ポンプ・オーバーが適切に行われます。
マロラクティック発酵はフレンチオークとアメリカンオーク樽の中で自然に起こり、ワインは温度管理されたセラーで 12 か月間熟成されます。
ワインは清澄も安定化も行いませんが、瓶詰め前に 1 ミクロンのフィルターで軽く濾過されます。
「Vigno(ヴィーニョ)」は2009 年に始まったチリのマウレ・ヴァレーの生産者が始めたプロジェクト。
チリで古くから栽培されていたパイス種とのブレンド用として栽培されていたカリニャン。
地元消費用であった事や、農地改革の影響で結果的に見捨てられてしまった古樹のカリニャンを救う為に、生産者自らが立ち上がりました。
樹齢30 年以上、無灌漑の畑等、厳しい条件の下、ワインを造っています。
エミリアーナも2015 年ヴィンテージから醸造を始めました。
他の同社ワイン同様、オーガニック認証のVigno です。