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Tolaini

Tolaini Chianti Classico Gran Selezione 2020

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生産者名:TOLAINI (トライーニ)

原産地呼称:D.O.C.G CHIANTI CLASSICO GRAN SELEZIONE

※キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァの更に上級クラスとして2014年に新しく制定されたDOCG。自社葡萄のみを使用し、リゼルヴァよりも半年長い30ヶ月の熟成を規定しております。

品種:サンジョヴェーゼ100%

サン・ジョヴァンニ畑にある単一区画から造られます。No.7と呼ばれるこの区画は以前までアル・パッソ用として使われておりましたが、素晴らしいサンジョヴェーゼがうまれる事に着目し2008ヴィンテージより単一畑キュヴェとしてリリースされました。

醸造:ステンレスタンクと一部フレンチオークバリックにて発酵後、同容器にて18ヶ月(最初の6ヶ月は澱と共に)熟成。ステンレスタンクにて6ヶ月熟成した後、瓶熟6ヶ月。

JANコード:4582565771862

参考評価

ワイン・アドヴォケイト…94点(2016)

ワイン・スペクテイター…94点(2015) 92点(2017)

ジェームス・サックリング…94点(2018,2017) 93点(2015、2013)

ガンベロ・ロッソ…3ビッキエーリ(2018) 赤2ビッキエーリ(2014)

ヴェロネッリ…3つ星 92点(2014)

ワイン・アドヴォケイト…94点(2019)

ワイン・スペクテイター…92点(2019)

ジェームス・サックリング…93点(2019)

ヴィノス…91点(2019)

ジェブ・ダナック…92点(2019)

ドクターワイン…96点(2019)

チェリーやタバコ、革の香りに甘草、スパイスのヒントが感じられます。果実味の中にタンニンが上手く溶け込みエレガントな味わい。酸が非常に綺麗であり、ストラクチャーが力強く複雑な味わいです。

オーナーのピエール・ルイジ・トライーニは海外に渡り、一代で大きな成功を収めた、イタリアのワイン業界ではちょっとした有名人です。トスカーナ北部のガラファニャーナの貧しい家に産まれたピエール・ルイジは、小さな頃から「貴族の様にワインを造りたい」と願い、サクセス・ストーリーを信じカナダに渡り、カナダで最も大きな運送業者となります。そして1998年にトスカーナへと戻りキャンティ・クラッシコの南部カステルヌォーヴォ・ベラルデンガ地区に畑を買い、醸造所を設立します。近代的な醸造設備を取り入れ、醸造コンサルタントにはシンデレラ・ワイン請負人ミシェル・ロランを起用しまたたく間にキャンティ・クラッシコ地区のトップ生産者に踊り出ました。また、2017年からは、かつてラッダ・イン・キャンティのリヴェルナーノなどで醸造長を努めたアルベルト・フジがゼネラルマネージャーに就任。醸造コンサルタントには「レ・マッキオーレ」や「トゥア・リータ」の醸造家ルカ・ダットーマを採用しております。

畑のロケーション

トライーニの畑はキャンティ・クラッシコ南部のカステルヌォーヴォ・ベラルデンガ地区に位置します。すぐ東南にはガイオーレの秀逸な生産者サンジュースト・ア・レンテンナーノ。更に東側にはベラルデンガの代表生産者フェルシナ等、優良生産者がひしめき合うキャンティ・クラシッコの一等地で特に力強いサンジョヴェーゼが産み出されると言われております。トライーニの畑はプロフィロディクロ(女性の曲線という意味)の形の緩やかな曲線の丘が特徴だと言います。この丘の形のおかげで風が吹くと空気の循環ができるとのこと。畑の中にオリーヴの木が点々とあるのも、ぽつんと森があるのも全ては自然の中にある「バランス」の為だといいます。トライーニが所有の畑は大きく分けて2ヵ所あります。

・モンテベッロ(アルパッソ畑、キャンティ用、メルロー、プティヴェルド)

・サンジョヴァンニ(主にヴァルディサンティ用のカベルネソーヴィニョン・フランが栽培)

トライーニでは畝を交互に緑肥と堆肥で土壌を造っております(1年おきに入れ替えるそうです)。そうすることにより土壌の栄養分や水分量などをコントロールしております。畑のロケーションによって上記のように緑肥と堆肥を使い分けたり、また全く必要のないところは緑肥も堆肥の使用もありません。また、畑によってですが灌漑も活用しております。※これも全ての畑ではなく灌漑の必要な区画のみチョイスして設置しております。尚、通常のDOCGキャンティでは灌漑は出来ませんがIGTの為トライーニでは可能。つまり、土壌に合わせて灌漑、緑肥、肥料などの使用の有無をしっかりと見極めているとのことです。

トライーニの畑はかなり斜度のきつい斜面です。斜面下部と上部では土の色も変わっております。つまり土壌の成分が違うため、同じ畝でもそのポイントごとにきっちりと土壌の管理も行われております。こういった細かい管理を広い畑で行うには、長時間低姿勢で畑仕事を行わなければならず、足腰の負担となり、かなり過酷なものです。これを効率よく作業できるように、トライーニでは専用の作業機を自社開発しております。これは座ったまま葡萄の樹の手入れ、収穫が出来る機械です。操縦も手を使わず足のみで行えるもので、操縦に手をとられることなく両手で畑仕事が行えます。このように、労働環境にもしっかりと目を配り、働き手が働きやすい環境を作り出し、その結果がトライーニのワインのクオリティ、高評価に繋がっております。またこのエリアは降雨量が少ないとの事で、畑の衛生面に関しては絶好のロケーションです。その為、認証こそないものの「ビオ」と呼べるレベルの有機農法で葡萄が栽培されております。

イタリアやフランスの超有名ワインを押し退けて高評価を獲得!

マスター・オブ・ワイン、FredDexheimer氏がNYを代表する9人のトップソムリエを集め、2008ヴィンテージの高級ワインを各品種毎にブラインドテイスティングを行なった、ワインスペクテイターの誌上企画で、サンジョヴェーゼ部門でアル・パッソがモンテヴェルティーネ、ティニャネッロなどを抑え一位。メルロー部門でピッコネロがマセット、シュヴァル・ブランを抑え一位。カベルネ・ソーヴィニヨン部門でヴァルディサンティがCh.ムートン・ロートシルトを抑え三位に選ばれました。

FredDexheimer氏のコメント

「ブラインドテイスティングの場合、どんな結果が出るか分からないですが、Tolainiのワインは印象的でした。世界のトップワイナリーと比較され、こんな素晴らしい結果を得たのは誇るべきことです」