血紅色で、ブレない果実のアロマと、冷涼な気候と砂質土壌が生む、存在感あるタンニンが特徴です。
カベルネ・ソーヴィニョン主体のこのワインには、カシス、タバコ、チョコレートの香りがあります。
果実の凝縮感とシャープなタンニンは、砂質土壌と涼しめの気候にある畑の素晴らしさを余すことなく表現しています。
MATT DEES’ WINEMAKER NOTES濃い色合いのカベルネ・ソーヴィニョン主体のワインです。
スモーキーな黒果実とハーブ、ベーキング・スパイス、砂埃の様なニュアンスがあります。
力強い果実と骨格があり、口に含むとキメ細いタンニンがスムーズに広がります。
抜栓二日目も美味しく飲めるワインで、長期熟成が期待出来るワインでもあります。
フルボディで繊細なこのワインは、カリフォルニアのカベルネ・ラバーズにはたまらない1 本で、ステーキとの相性はバツグンです。
91 点ヴィノス、アントニオ・ガローニ2020 年8 月「2017 年のザ・ペアリング レッド・ブレンドは、相変わらず期待以上の出来だ。
まず色の濃い赤系果実、タバコ、メントール、なめし皮、スパイスの香りがあり、ジューシーでゆったりとして豊満な印象で、とても表現力が豊か。
タバコ、杉、リコリス、焼いたハーブのニュアンスが、さらに香りの層に複雑さを加えている。
」フレンチオーク ( 新樽55%,旧樽45%) で22 ヶ月熟成。
クーパーはTaransaud, Sylvain, Bel Air, Dejarnackこの世には、着実な努力と勉強を重ねて自分の成功を勝ち取るタイプの人間と、生まれながらにして何らかの才能が与えられている 2 種類のタイプの人間がいます。
マット・ディースにとって醸造家という職業は、まさに天職なのです。
マットは University of Vermont で地質学を学び、ナパ・ヴァレーのスタグリンや、ニュージーランドのクラギー・レンジで経験を積みました。
マットは、土壌からブドウが実り、そのブドウで造られたワインがグラスに注がれるまでの全ての過程を本能的に理解している数少ないワインメーカーです。
好奇心とチャレンジ精神旺盛のマットが最も大切にすることは、畑と栽培に力を入れることです。
高品質のワインを造るということは、土壌の状態や天候を考慮しながら、健全なブドウを育てることから始まります。
ザ・ペアリングの哲学は、「領域のないワイン・メーキング」です。
ザ・ペアリングでは、様々な畑から収穫したブドウを用いて、そのブドウに適したスタイルをみいだし、ワインを絶妙にブレンドします。
ザ・ペアリングは、姉妹ワイナリーである「Jonata」と「The Hilt」に共通するセカンドワインで、マット・ディースが醸造家を務めます。
「ペアリング(Paring)」はペティナイフ又は果物ナイフの名称である「ペアリングナイフ」に由来します。
果物ナイフは料理好きのキッチンには必ず 1 本は備えられている包丁であり、食材全般に対応出来る柔軟性を持っています。
ザ・ペアリングのワインも、それぞれが様々なお料理と合わせやすい適応性のあるスタイルで造られています。
ワインのスタイルは極めてピュアです。
主張しすぎず、それでいて存在感と旨味を感じる名脇役のようなワインです。
ラベルに記載されているアペレーションはほとんどがカリフォルニアですが、実はサンタ・バーバラ AVA を名乗れるクオリティのブドウがほとんどです。
むしろ、ザ・ペアリングはそんな次元で楽しむワインではなく、家族や友人たちとの団らんのひと時を盛り上げるための「失敗しない美味しいワイン」であり、様々なシチュエーションに「ペアリング」しやすい、とっても頼りになる “go-to” カジュアル・ワインブランドです。