生産者名:SASSI SAN CRISTOFORO (サッシ・サン・クリストフォーロ)
原産地呼称:D.O.C.G. BARBARESCO RISERVA
品種:ネッビオーロ100% 「サン・クリストフォーロ」より収穫。
醸造:ステンレスタンク発酵、旧バリック、22HLオーク樽併用し42ヶ月熟成。
生産本数:1,800本
JANコード:4582565760613
2016ヴィンテージ評価
ガンベロ・ロッソ2022…2ビッキエーリ
ヴィーニ・ブオーニ2022…最高賞コローネ
ヴェロネッリ2022…3つ星 90点
生産者より2016ヴィンテージ情報
2月末まで雨がほとんど降らず、気温は穏やかでした。春から7月頃の気温は例年より低く、湿気も多かったが、8月から収穫期までは気候も回復し、暖かくなりました。昼夜の寒暖差もあり、健康状態は素晴らしく、果皮は厚く強くなりました。
オレンジがかった輝きの有るルビー。ふくよかな黒色果実香に加えスミレやバニラ、甘草、タバコ、スパイスなど複雑で豊かな香り。滑らかな質感のタンニン、円やかな酸味と硬質なミネラルがバランスを整え、しっかりとした骨格で心地よい味わいが長く続きます。
サッシ・サン・クリストフォーロは1997年にネイヴェで創立した生産者です。醸造家のダヴィデ・カルニエルはシャトー・グリュオ・ラ・ローズやガヤなどの名門ワイナリーで15年間ワイン造りを経験してきた人物で、ピエモンテの複数のワイナリーで醸造コンサルタントも行っております。畑は、ワイナリー名にもなっているネイヴェの「サン・クリストフォーロ」とトレイゾの南端「メルッツァーノ」にそれぞれ1.5haずつ所有。サン・クリストフォーロの畑は弊社取扱のソッティマーノも所有するクリュ、クッラとの境界あたりに位置し、標高300~320m、南西―西向きの斜面です。南向きで日当たりの良いバザリンと比べ、エレガントな味わいになるといいます。メルッツァーノの畑は標高が高く、アロマティックな葡萄が生み出されます。栽培家でもあるダヴィデの手により、認証はないながらもビオロジックと同等の栽培を行い、また醸造に関してもアロマを最大限抽出するためマセラシオン期間を通常よりも長く取るなど日々の畑のケアから醸造まで全てダヴィデ自身の手により細やかな仕事を行ない、各ワイン2000本程度と生産量は非常に少ないながらも高品質なワインを生み出します。