マッジオ家は、ロダイで5 世代にわたってカリフォルニアに自生するジンファンデルの古木を栽培し続けている、真の生産者です。
植樹されてから平均で30 年以上経つ古木から採れるブドウを使用しているこのワインの1本1本には、ロダイのジンファンデルの神髄が詰め込められています。
グラスに注ぐと濃いルビー色をしていて、色の濃い果実の香りが溢れます。
まるでブラックベリーやプラムの完熟した香りを、焼き菓子に使うようなスパイスとバニラが包み込んでいるようです。
ワインはフルボディで、タンニンは中程度に仕上がっています。
このOZV ジンファンデルには、ロダイにあるマッジオ家所有のサステイナブルな自社畑で収穫されたブドウのみを使用しています。
ロダイの気候の特徴は昼夜の寒暖差にあり、そのためブドウは自然の酸を保ちながらも完熟することができるのです。
ロダイ全域で萌芽が遅めだったので、2020 年のヴィンテージは遅めのスタートで始まりました。
開花も遅くなり、品種によっては収量も少なくなりました。
最終的には、フレッシュでいきいきとしていて、糖度が高くなりすぎることなく風味が高い質の高いブドウを収穫することができました。
ロダイでは1880 年代から何千エーカーの畑でジンファンデルが植えられていました。
今でも生き延びているゴツゴツとした古樹から、凝縮感のある、しかも生き生きとした果実を収穫し、ロダイを有名にしたジンファンデルのスタイルを作ってきました。
そのロダイには樹齢50 - 120 年にもなるジンファンデルの畑が存在し、禁酒法以前に植えられたジンファンデルも存在しています。
それらOld Vine のジンファンデルから造られたOZV ブランドに2020 年からロゼ・ワインも仲間入り。
ロダイを感じられるワインの幅が広がりました!