生産者名:LA JOTA VINEYARD(ラ・ホタ・ヴィンヤード)
原産地呼称:A.V.A. HOWELL MOUNTAIN
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン80% メルロー7% カベルネ・フラン6% マルベック5% プティ・ヴェルド2%
醸造:ステンレスタンクにて低温浸漬後、野生酵母のみで発酵。圧搾後、フレンチオークバリック内にてMLF、22ヶ月熟成。(新樽率84%)
JANコード:4582565765250
2018ヴィンテージ評価
ワイン・アドヴォケイト…97点
ジェームズ・サックリング…96点
ヴィノス…95点
ワイン・スペクテーター…94点
ジェブ・ダナック…95点
アドヴォケイト過去評価
97+(2016)
97(2018)
95+(2015)
<クリス・カーペンターよりコメント>
2018カベルネ・ソーヴィニヨンはグラスから堂々とした感性を醸し出しています。プラムやブラックベリー、深く煎ったコーヒー、バニラ、ダークリコリス、砂利のようなミネラル感が、継ぎ目なく香ります。このヴィンテージはハウエルマウンテンの森に覆われた斜面で育った高品質なカベルネの特徴を十二分に発揮しています。ラ・ホタ・ヴィンヤードは、ナパヴァレーで最初のサブアペラシオンとして認定された由緒ある土地、ハウエルマウンテンに位置するワイナリーです。
1898年、スイスからの移民フレデリック・ヘスが設立。わずか2年後、パリ万博にてラ・ホタのワインが銅メダルを獲得し国際的な地位を確立しました。その後禁酒法時代(1920~1933)にハウエルマウンテンのワイン産業は壊滅的な被害を受け、ラ・ホタを含むたくさんのワイナリーが廃業に追い込まれました。それから約半世紀後の1974年、石油会社を営むビル・スミスが荒れ地となっていたラ・ホタの畑とワイナリーを購入し、また1から植樹を行い1982年にワインをリリース。ラ・ホタが正式に復活を遂げます。その後2005年からはジャクソン・ファミリーに加わり、「ロコヤ」や「カーディナル」などの高評価ワインを次々と生み出す「山のカベルネ」のスペシャリスト、クリス・カーペンターが醸造を担当しております。
彼が同じくナパヴァレーで手掛けるワイナリー「ロコヤ」はワイン・アドヴォケイトにて通算9度の100点満点を獲得。ラ・ホタと同じ、ハウエルマウンテンのカベルネ・ソーヴィニヨンを使った「カベルネ・ソーヴィニヨン・ハウエルマウンテン」も2度100点を獲得しております。
ラ・ホタでは合計28エーカー3つの自社畑を所有し、それぞれの畑が独自の個性を持っています。中でもカベルネ・フランは、ナパで最も古い樹齢の樹だといいます。