困難を乗り越える事でのみ誕生する。
このワインのブドウは、困難な状況下で育ちます。
真の勇気と決意のみが素晴らしい結果を生むのです。
決意を持ったカベルネの樹は、急な岩場の斜面に根を張り、生命を維持するための水分を求め深く伸び、不屈のピノ・ノワールの樹は、荒れ果てた条件の中で風や霧にさらされ、長い生育期間中の貴重な暖かさと日光の時間を得ようと、揺るぎなく耐え忍びます。
ジャガーナット・ワインは、自然の力を利用して、表現力豊かで魅力的、ラベルに描かれているパワフルな未知の野獣のように堅牢なワインを生み出すのです。
ヒルサイド(丘陵地)のブドウ畑がカベルネにとって特別である訳急峻な丘陵地のブドウ畑は、究極のチャレンジです。
山岳地帯の地形は、生産者とブドウの樹の両方に試練を与えます。
しかし、その結果は間違いなく素晴らしいものです。
これらのヒルサイドに位置する畑は、水の供給が少なく、岩石の多い土壌のため栄養分も少なくなります。
このような条件がブドウにストレスを与え、結果として収穫量はほんのわずかとなります。
このような厳しい環境下では、ブドウは成長に苦労し房の数が減り実の大きさも小さくなります。
その結果、豊かに熟し強烈に凝縮されたフレーバーと複雑さを持った果実が得られるのです。
私たちのヒルサイドの畑は特別な存在です。
そして、そこから生まれるワインもまた特別なものなのです。
純粋、強烈そしてシームレスなストラクチャーフレンチオークは、ヒルサイドの凝縮した果実を、比類ないほど豊かで滑らか、贅沢な質感を持つワインへと見事に変化させます。
ジャガーナット・ヒルサイド・カベルネは、獰猛で勇敢、そして美味しいワインです。
アメリカ国内で知らない人はいない程人気のボーグルは6世代にわたってカリフォルニア州サクラメント近郊のクラークスバーグで農業を営んできました。
3代目がこの地で初めてワイン用のブドウとしてシュナンブランとプティ・シラーを植えてから50年以上。
一族の勤勉さ、誠実さ、献身さは6代目までしっかりと受け継がれアメリカを代表するワイナリーへと大きく成長しました。
どんなに大きくなっても、そのワイン栽培への強い熱意と品質は変わらず家族全員の手で素晴らしいワインを生み出しています。
どの品種を飲んでも必ず美味しいと日本でもファンが多いのは彼らが先代からの意志を守り続けている証明です。
そして今、彼らの新しい仕事は、「今後次の6世代が同じ場所で生活し続けるために、大地と環境を守り続ける事。
」と定め自社畑のみならずカリフォルニア全土にある契約畑のサステイナブル農業への転換をサポートしています。