生産者名:GATTI PIERO (ガッティ・ピエロ)
原産地呼称:VINO PASSITO
品種:モスカート100%
*NVですが、すべて単一年の葡萄を使用しております。
醸造:半分は9月下旬に収穫し陰干し、半分は10月下旬に遅摘み。ステンレスタンクにて発酵し、同容器内1年熟成。
残糖分:150g/L
生産本数:3,000本
JANコード:4562376265491
参考評価
ヴィーニブォーニ…最高賞コローナ
光沢のあるゴールド。完熟した洋梨やライチなどの甘い果実香に、フレッシュな林檎、爽やかなハーブなどの香りも。優しい甘さの中に、綺麗な酸やミネラル感も感じられ、飲み疲れしないバランスの良い味わいです。
モスカートの栽培において最良の地と呼ばれるピエモンテ州『モンクッコ』の丘に拠点を置く、1988年に設立された上質な甘口ワインを生み出す生産者です。
創立年:1988年
オーナー:RitaBernengo(リタ・ベルネンゴ)
醸造責任者:BarbaraGatti(バルバラ・ガッティ)
家族規模で生産アイテム数を限定している為、畑の管理は完璧に行き届き、収穫時期なども最も適したタイミングで行える為、他社とは一線を画す品質に仕上がります。例えば本来モンクッコで収獲されたモスカートであればDOCGモスカート・ダスティにする事も可能ですが、あえてDOCピエモンテ・モスカートのままでいます。なぜならDOCGになる事と引き換えに収穫日の制限や最低アルコール度数等の制限が多くなってしまい、造りたいスタイルのワインとかけ離れてしまうからです。醸造家には“ブルーノ・ロッカ”や“スピネッタ”等、ピエモンテの一流生産者の醸造にも携わるセルジオ・ステッラ氏を採用しております。イタリア国内ではその品質が認められイタリアを代表するワインガイド誌にて、非常に高い評価を獲得しております。モスカートはイタリアソムリエ協会発行ビベンダ(旧ドゥエミラヴィーニ)誌にて、2003~2013ヴィンテージまで11年連続で4グラッポリという高評価を獲得しております。
ビベンダ2014掲載文章抜粋
ガッティ・ピエロはモスカートのポテンシャルを信じ、1988年にモンテクッコの丘でワイナリーを設立した。現在はピエロの妻であるリタと娘のバルバラがあとを継ぎ、モスカートの代表的生産者となっている。ブラケットは複雑な香りで、ジューシー。甘すぎず、余韻が長い。モスカートは香りが豊かで、ミネラルの他蜂蜜やトロピカルフルーツのニュアンスが現れます。
スローワイン2014掲載文章抜粋
ガッティ・ピエロでは、昔からモスカートに力を入れ、高いクオリティでテロワールを表現する事にこだわっています。バルバラはまだ若いながら醸造責任者を努め、醸造コンサルタントであるセルジオ・ステッラの力も借りてオリジナルなモスカートを造っています。ワイナリーの選択として、DOCGにはなっていないが、テロワールを綺麗に表現している。