ワイナリー限定販売の「CINEMA」がいよいよ日本に到着!
「CINEMA」ソノマで生まれ育ったコーリーがフランシスと共に造り上げたディレクターズ・カットのシリーズの中で、それぞれの品種の銘醸地とされるアペレーションで栽培されたブドウの良いところだけをブレンドしたワイン。フランシスが「シネマ」と名付けました。
ジンファンデル52%、カベルネ・ソーヴィニョン37%、カベルネ・フラン11%
アルコール度数 14.9%
ティスティング・ノート
香り: カシス、焼き菓子に使うスパイス、ココア
フレーバー: アメリカンチェリー、プラム、バニラ
ヴィンテージノート
2018年のシネマでは、カベルネ・ソーヴィニョンとジンファンデルが見事にお互いの良さを引き出しあっています。ジンファンデル由来の焼き菓子に使うスパイスと、カベルネ・ソーヴィニョン由来のしっかりとしたタンニンの骨格がはっきりと感じられます。オプションがたくさんあるので、造るのが楽しいブレンド・ワインです。難しい点は、正しいカベルネ・ソーヴィニョンのロットにぴったり合う正しいジンファンデルを探すことです。最初に赤系果実のジャムのようなニュアンスをたくさん感じ、ミッドパレットにはしっかりとした味わいがあります。カベルネ・ソーヴィニョンが、完熟したプラムの味わいを出しています。バランスが良く、飲み疲れしないブレンドです。フィニッシュは長く、アメリカン・オーク由来の甘いニュアンスが感じられます。
ブドウ栽培
ディレクターズ・カットのシネマは、アレキサンダー・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニョンと、ドライ・クリーク・ヴァレーのジンファンデルをブレンドしています。フランシス・コッポラでは、何年もの間カベルネ・ソーヴィニョンとジンファンデルの単一品種ワインを造り続けてきているので、異なるセレクションの幅広い個性や、ブレンドした時の相性などは知り尽くしているのです。
ワイナリー情報
“ワインメイキング(ワイン醸造)とフィルムメイキング(映画製作)はカリフォルニアの発展の中で生まれた二つの偉大な芸術の形だと思います。両者とも生の素材から始まります-ワインの場合は土地とブドウ、映画の場合は脚本と俳優の演技です。醸造家はこの生の素材を発酵させブレンドし、この樽はOK、あちらにはダメだしします。映画監督も同じ事をします。キャスティングから衣装、編集、音楽までOK とダメだしを出し続けます。両方のケースに於いてスタートは最上級の素材から始めなければいけません-それが土地であっても脚本であっても。”
‐フランシス・フォード・コッポラ
ワイン醸造と映画製作の、ソノマにおける交点
映画界で「ディレクターズ・カット」とは、映画作成者の創造的なヴィジョンを示すものという意味に捕らえられています。フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリーにおける「ディレクターズ・カット」シリーズのワインは、ディレクターであるコーリー・ベックが、彼自身のユニークな演出を通して造ったソノマの典型を表したものです。ボトルに巻きつけられたユニークなラベルは、ゾーエトロープという動画の初期装置に使用されていたフィルム上の帯です。フランシス個人所有のフィルム・コレクションのレプリカを使用し、それぞれのブドウ品種ごとに異なるデザインが選ばれて います。
2017 年、アカデミー賞のオフィシャルワイナリーにも選ばれ、2017 - 2019年のアカデミー賞関連のイベントで、このディレクターズ・カット始めフランシス・フォード・コッポラ・ワイナリーのワインが振る舞われました。
Tasting notes
The Cabernet provides ripe plum fruit. The blend is well balanced and does not overwhelm the senses. The finish is lengthy, with a recognizable American oak sweetness.
aromas : Cassis, Baking Spices, cocoa
flavors : Black cherry, plum, vanilla
Vintage Notes
The Cabernet Sauvignon and Zinfandel in the 2018 Cinema perfectly complement each other. There are recognizable baking spices from the Zinfandel and a firm tannin structure from the Cabernet Sauvignon. This is a fun blend to make, as there are many options. The art is to find the right Zinfandel lot to pair with the correct Cabernet lot. There are lots of jammy red fruits on entry, and a full mid-palate.
Viticulture
Director’s Cut Cinema is composed each vintage from Alexander Valley Cabernet Sauvignon and Dry Creek Valley Zinfandel. Because we’ve made single varietal Cabernet Sauvignon and Zinfandel for many years now, we understand the diverse profiles of different selections and know which work best when blended together.