生産者名:CHATEAU DE CHAMIREY (シャトー・ド・シャミレイ)
原産地呼称:A.O.C. MERCUREY
品種:シャルドネ100% メルキュレ村内10箇所の区画より収穫。
醸造:空気圧式圧搾機にてゆっくりと搾汁。一晩低温で保管しデブルバージュ後、2/3フレンチオークバリック(新樽率10%)と1/3ステンレスタンクにて野生酵母のみを使い発酵、MLF。同容器内10ヶ月熟成。
JANコード:4582565789881
参考評価
ワイン・アドヴォケイト…90点(2017) 89点(2019)
ワイン・スペクテイター…94点 スペクテイターTOP100 15位(1997) 90点(2015)
ワイン・エンスージアスト…88点(2015)
淡いイエローゴールド。白桃など華やかな白い果実の香りや白い花、鉱物などの香り。綺麗な酸味やミネラルが広がり、膨よかな果実味とバランスの良い味わいです。「メルキュレはコート・シャロネーズの中でも一段格上の村」(ジャスパー・モリス ブルゴーニュワイン大全)
「メルキュレとジヴリーの赤は、しばしばコート・ド・ボーヌの赤の好敵手になりうると評されるレベルだ」(ワイナート71号)
と評されるなど、コート・ドールの影に隠れがちですが、メルキュレ村はブルゴーニュの銘醸地として知られております。その中においてトップクラスの造り手とされるのが、シャトー・ド・シャミレーです。17世紀より続く由緒ある造り手で、現在はドメーヌ・デ・ペルドリなどを所有するドゥヴィラール家が運営しております。現オーナーの義父、ジョアンヌ公爵が1934年に周囲に先駆け自社瓶詰めを始めるなど、この地のワイン造りを牽引し続けてきました。
メルキュレ村内に37haの畑を所有し、そのうちの約半分がプルミエ・クリュです。栽培はリュット・レゾネを採用、細やかな収量制限や手作業での収穫など丁寧な畑仕事を行います。また収穫後も、2度に渡る選果を行い完璧な果実のみが醸造に回されます。