生産者名:CHATEAU DE CHAMIREY (シャトー・ド・シャミレイ)
原産地呼称:A.O.C. MERCUREY BLANC 1er CRU
品種:シャルドネ100%(1961年~1997年に植樹)
醸造:空気圧式圧搾機にてゆっくりと搾汁。一晩低温で保管しデブルバージュ後、フレンチオークバリック(新樽率20%)にて野生酵母のみを使い発酵、MLF。同容器内15ヶ月熟成。
ラ・ミッションはシャトー・ド・シャミレイが単独所有する畑。シャルドネの栽培に適した白泥炭岩の多い土壌です。赤ワインの生産量が多いメルキュレにおいて、シャルドネのみを栽培する1級畑はここだけです。
JANコード:4582565789898
参考評価
ワイン・アドヴォケイト…91点+(2017) 91点(2019) 90点(2016、2018)
ワイン・エンスージアスト…91点(2015)
ワイン・スペクテイター…92点(2014、2015) 90点(2008、2012、2018)
ほのかに緑がかった美しいゴールド。ライムなどの柑橘類や林檎、桃などの完熟感の有る果実、アカシア、蜂蜜、バニラなど複雑な香り。口中では円やかな酸味や、サラサラとしたミネラル、芳醇な果実味が柔らかく広がります。「メルキュレはコート・シャロネーズの中でも一段格上の村」(ジャスパー・モリス ブルゴーニュワイン大全)
「メルキュレとジヴリーの赤は、しばしばコート・ド・ボーヌの赤の好敵手になりうると評されるレベルだ」(ワイナート71号)
と評されるなど、コート・ドールの影に隠れがちですが、メルキュレ村はブルゴーニュの銘醸地として知られております。その中においてトップクラスの造り手とされるのが、シャトー・ド・シャミレーです。17世紀より続く由緒ある造り手で、現在はドメーヌ・デ・ペルドリなどを所有するドゥヴィラール家が運営しております。現オーナーの義父、ジョアンヌ公爵が1934年に周囲に先駆け自社瓶詰めを始めるなど、この地のワイン造りを牽引し続けてきました。
メルキュレ村内に37haの畑を所有し、そのうちの約半分がプルミエ・クリュです。栽培はリュット・レゾネを採用、細やかな収量制限や手作業での収穫など丁寧な畑仕事を行います。また収穫後も、2度に渡る選果を行い完璧な果実のみが醸造に回されます。